(株)セガは4日、携帯電話機でフルコーラスのカラオケが利用できるサイト“ヒトカラ”を開設したと発表した。利用料は無料(別途通信料が必要)。
ヒトカラは、ひとりでカラオケをする人を“ヒトカラー”と呼ぶことから名付けられたサービス。主なターゲットもヒトカラーとしており、カラオケボックスに一人で行きにくいというユーザーなどを取り込むことを想定している。
カラオケ機能としては、早送り、巻戻し、歌い直し、キーコントロール、スピード変更、ボリューム調整、ガイドメロディーのオン/オフ切り替えなどを備える。歌詞はテロップ縁取りやフリガナ表示で見やすくされているほか、デュエット曲ではパート毎に文字の色も変わるようになっている。曲を再生せずに歌詞のみ表示することも可能。
収録曲数は、開設時点で3万曲以上の楽曲をラインナップ。また、今後の新譜にもいち早く対応するとしている。
ヒトカラの対応機種は(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA“70X”“90X”シリーズ。au(KDDI(株))とソフトバンクモバイル(株)では歌詞閲覧のみが利用できる。なお、auは10月にカラオケサービスに対応する予定という。アクセスするにはURL(http://mkara.jp/)を直接入力する。