ようやくと言うべきか、やっとと言うべきか、AGEIA社の物理エンジンチップ“PhysX”を搭載したELSA製PCI対応カード「ELSA PHYNITE X100」の販売が今日からスタートしている。
“PhysX”搭載カードといえば第1弾が発売されたのは昨年5月のBFG製「BFGRPHYSX128P」。続いて6月にASUSTeK製「PhysX P1 GRAW Edition」が発売されている。実に1年ぶりの新製品ということになるのだが、今回の「ELSA PHYNITE X100」自体の発表は昨年9月に行なわれているので、約8ヵ月遅れでの販売開始ということになる。
ビデオカードほどのサイズの基板に小型のクーラーを装備したヒートシンクを中央に装備。メモリにDDR3 128MBを搭載するなど、外観はすでに発売中の他社製モデルと変りはない。なお製品にはPhysX対応ソフトとしてFPS「CellFactor:Revolution」がバンドルされている。正直なところ、ゲームユーザーに受け入れられたとは言えない“PhysX”搭載カードだけに、「ELSA PHYNITE X100」発売の遅れは残念と言わざるを得ない。価格および販売ショップは以下の通りだ。
価格 | ショップ |
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ELSA「ELSA PHYNITE X100」 | |
¥29,980 | ドスパラ秋葉原本店 BLESS秋葉原本店 |
¥30,980 | アーク |
¥32,800 | ツクモパソコン本店II TSUKUMO eX. T-ZONE.PC DIY SHOP |