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LIGHTROOM用モジュールのSDK提供で、プロユースへの訴求を狙うAdobe

2007年01月30日 19時00分更新

文● 編集部 広田稔

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アドビ システムズ(株)は30日、『ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM』を3月23日に発売すると発表した。LIGHTROOMは、ライブラリ/現像/スライドショー/プリント/Webという主要機能がモジュール化されている写真家のための画像管理ソフト。注目したいのは、製品発表会において、このモジュール用のソフトウェア開発キット(SDK)が提供される計画があることが明らかになったことだ。

米アドビ システムズ社のデジタルイメージング製品プロダクトマネージメント グループプロダクトマネージャー、中川葉子氏は、「私の個人的な予測では、SDKの提供は今年の後半になるのではないだろうか」とコメントしている。サードパーティーによるモジュール制作が実現することで、LIGHTROOMの標準機能ではサポートされなかった、より細かなニーズが満たせるようになるだろう(詳細は別記事にて執筆予定)。

LIGHTROOM

『ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM』のメイン画面。右上に5つのモジュールが並んでいる

LIGHTROOMはフォトグラファーのワークフローに合わせて機能が調整されているソフト。カメラなどから画像を取り込み、簡単な補正を行なって、紙やウェブページに出力したり、DVDに書き込むという作業に適している。

価格は通常版が3万3600円、ダウンロード版が3万2000円、アカデミック版が1万1340円。各製品はWindows/Macintoshの両ソフトが含まれるハイブリッド仕様になる。なお、製品の発売を記念し、7月5日までの期間限定で、通常版が2万3100円、ダウンロード版が2万2000円で購入できるキャンペーンを実施する。

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