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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 ― 第59回

YouTubeで1000万の衝撃!日本のカワイイ「Nyan Cat」

2011年06月04日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 「Nyan Cat」という動画がYouTubeで大ヒット中だ。2011年4月5日に投稿されて以降、再生数はグングン伸び続け、ついに1000万回を超えた(5月28日現在で1148万回)。

 空飛ぶ猫の8bit風アニメに、ひたすら「にゃにゃにゃにゃ」と言うだけの音楽が乗ったもの。とりたてて大きなメッセージや仕掛け、笑いや共感を伴うような動画ではない。にも関わらず、一度見たらなかなか頭から離れず、つい何度も見てしまう。それはキャラクターの楽しさももちろんだが、この曲の持つ不思議な中毒性と、「にゃん」という声のかわいらしさが生んだ相乗効果にほかならない。

 ただのミュージッククリップとして考えると、ここまで再生数が伸びるのは極めてまれなこと。しかもこの動画が言語の壁を越えて届いた様子も、コメント欄から伺える。一体これはどんな動画なのだろう?

 動画はSaraj00nというアカウントで投稿されており、プロフィールによればアメリカの人のようだ。音楽はdaniwellPが作曲した初音ミクの「Nyanyanyanyanyanyanya!」がオリジナル。動画に使われているのはそのカバー版で、歌声合成ツール「UTAUの音源「桃音モモ」を使って、ももももPが制作したもの。いずれも初出はニコニコ動画だった。

UTAU : 飴屋/菖蒲さんが開発した自作音源を歌わせられるフリーソフト/シェアウェア。Windows版に加え、待望のMacOS X版(現在は試用ライセンスのみ)も公開された

 一体この動画は誰により、どんな目的で作られたのか? これは画期的な国際的コラボレーションなのか? そもそも空飛ぶあの変な猫は何なのだ?

 そこで当事者である作曲のdaniwellP、そしてUTAUの音源「桃音モモ」の中の人、藤本萌々子さんにSkypeで事情を聞いてみた。カバー版の作者・ももももPには登場願えなかったが、藤本萌々子さんから間接的に事情を伺うことはできた。

(次ページに続く)

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