筆者は時おりVRChatをやっている。
VRChatというのはバーチャルの世界でアバターを被ってコミュニケーションを取るアプリケーションだ。
筆者はVRChatでは今のところ、VRoidというpixivが提供している3Dアバター制作ソフトで作ったアバターを使用している。
VRoidでは人型のアバターしか作れない。
しかし筆者は普段YouTube等では、ロボット型のアバターを使用している。
VRChatでもオリジナルのロボット型のアバター「きゅんロボ」を被ってコミュニケーションを取りたい。
そこで、3Dのきゅんロボを制作することにした。
3Dきゅんロボのつくりかた
〜今回の流れは〜
1. 生成AIを使って2Dを3Dにするのを試みる
2. Blenderという3Dモデリングソフトを使って3Dきゅんロボをモデリングする
という感じだ。
Blenderでの3Dモデリングは、モデリング作業まで完了した。テクスチャ貼りとリグ製作についてはまだ完了していない。
イラストを3Dに変換してみる
まず、最近進化している、イラストから3Dに変換するAIを試してみることにした。
使用したのはHunyuan3D 2.0だ。3.0を使ってみたかったのだが有料のようで、2.0ならローカルかつ無料で動かせるということで使用してみた。
こちらの記事を参考にビルドした。
ビルドに成功するまでに、詰まってしまった点がある。
CUDA Toolkit 12.4.1とVisual Studio 2022が必要なのにも関わらず、それぞれ最新のバージョンをインストールしてしまい、バージョン違いでビルドが通らなかった。
必要なバージョンは正確に確認しよう。
今回もデバッグはChatGPTに助けてもらった。
エラー文をスクショしてChatGPTに投げて直し方を教えてもらっている。
実はローカルで生成AIを使うのははじめてだった。最近はなんでもクラウド上でできるのでローカルでやるのが面倒になるが、実際やってみると、ゲーミングPCを手に入れた実感があって楽しい。しかも生成が無料だ。
ビルドが通ると、ブラウザでUIの載ったページを開くことができる。
画像を入れると3Dモデルが生成される。テクスチャを付けることもできる。
下に並んでいる画像はデモ用の画像だ。
試しにデモ用の画像を使って生成してみる。
早速、きゅんロボのイラストを使って3Dを生成してみる。
先日、きゅんロボの図面をきゅんロボのキャラクターデザインをしてくださったborutanext5さんに描いていただいた。
これは、各パーツがレイヤー分けされている。そこでパーツを組み合わせて、かわいいポーズをしているきゅんロボの画像を作った。
これを元に生成AIで3D化していく。
あれ薄っぺらい…
あれ薄っぺらい、、?
立体的にならずにちょっと厚みができただけだ。
もう一度、モードをスタンダード、ハイにしてやってみた。
ちょっと厚くなったけどまだ薄っぺらい。立体的になっていない。
ロボットのキャラデザが、AIが見たことないものだから、困惑しているのかなあ。
以前meituという写真加工アプリで(おそらくGeminiを使用している)フィギュア化をしたときはうまくいったのだが……。
Blenderで自作することに
そこで3Dモデリングを自分でやってみることにした。
その方が確実に作りたいモデルができるだろう。
使用するソフトは「Blender」だ。
Blenderは、3DCG制作、アニメーション、動画編集、ゲーム開発など、幅広い分野で利用される無料のオープンソースソフトウェアだ。3Dモデリング、リギング、シミュレーション、レンダリングといった3D制作の全工程を一台でカバーする。
Blenderは使い慣れていないので制作に不安があるがやってみよう。
まず引っかかったのは、作り方の根本的考え方の違いだった。
筆者は普段InventorというCADを使ってモデリングをすることが多い。
Inventorでは、スケッチを2D面に描いて、それを押し出したりして3Dにしていく。
その感覚でいたら、Blenderでは手こずってしまった。Blenderでは、デフォルトの立方体や円柱を変形させてつくるっぽいのだ。(ロボットのような角ばった形のものについて。人間のモデリングなどはまだ筆者にはわからない)
そのコツを掴んでからはスムーズにモデリング作業を進めることができた。
配信しながらモデリング作業
モデリングは配信をしながら作業した。
配信をすることで、記録に残すことができる。
あとで、ここはどうモデリングしたんだっけ?といった疑問が生まれた時に見返すことができる。最近は配信のそういった使い方に光を見出している。
配信をしながらモデリングした(2:58からスタート)
配信にはAITuberの筆者の相棒キャラクター「機田ゆん」も同伴させた。
配信で筆者と機田ゆんが会話をしているのだが、それはyuki-Pさんが販売している配信パートナーAIシステムを活用した。配信上でAIキャラクターと声ありで会話ができるようになったのはだいぶ嬉しい。
筆者の声を音声認識してGeminiに投げ、返答を音声で返し配信に載せるというシステムだ。
ショートカットが便利

この連載の記事
- 第339回 復職が不安なあなたへ。“戻らない復職”を私が選んだ理由
- 第338回 DJをやってみようと思い立った
- 第337回 「子どもを預けて働く罪悪感が消えない」働く母親の悩みに答えます
- 第336回 ChatGPT、Gemini、Claude──特徴が異なるAI、どう使い分ける?
- 第335回 100点を目指さない勇気。家庭と仕事、両立時代のキャリア戦略
- 第334回 心の病気になりかけている。でも、休むことが怖い…
- 第333回 AITuberが競馬予想「うちゅうじんは競馬がしたい!」
- 第332回 【悩み】部下が流産。自分には子がいる。どう気遣うべき…?
- 第331回 死産後、うれしかった言葉 しんどかった言葉
- この連載の一覧へ








































