近頃LEGOにはまっている。
LEGOといっても、モーターを組み込んでスマートフォンからコントロールすることができる、LEGOテクニックというジャンルのLEGOだ。
歯車を組み合わせてギアボックスを作るのが、組み立ての最初の主な過程だ。
LEGOは、友人のborutanext5(通称ぼる)が詳しい。
ぼるとは重機好きという点において気が合うので、重機画像をシェアしあったり、一緒に重機の模型屋さんに行ったりしている。
ぼるの影響で、最初は所謂LEGO(CITYなど)の重機っぽいものを組み立てていた。
あるとき、とても疲れていて、ヨドバシカメラのおもちゃコーナーに迷い込んでしまった。
疲れた頭でLEGOコーナーを見ていたら、LEGOテクニックの「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」がそれはもう魅力的に見えた。
それが私とLEGOテクニックとの出会いだ。
ダンプトラック、掘削機、そしてブルドーザー
「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」は、初めて組み立てるには超大作で、何度も失敗して組み立てなおした。
ギアボックスの中のギアの役割を考えながら組み立てるのが楽しい。
というか、役割を考えずに組むと、カムなど噛み合わなくてはいけないところが噛み合わず、失敗すると思う。現に私がそうだ。仕組みが良く理解できていなかった箇所を失敗している。
ちなみに、「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」は2万8880円である。
LEGO TECHNICはアプリで操作できるよ pic.twitter.com/Aif3vroLaa
— きゅんくん (@kyun_kun) September 20, 2021
▲完成した「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」。組み立てを一部失敗していて、荷台の上げ下げが遅い。
ねえこれは泣かせに来てるレベルだよね…(歯車手で動かしてるので不器用ですが pic.twitter.com/q5iYGPRvka
— きゅんくん (@kyun_kun) September 18, 2021
▲エンジンのあるべきところにエンジンがある!直列6気筒だ…。ギアを手回ししている。
— きゅんくん (@kyun_kun) September 7, 2021
▲エンジンのカムの様子。
生きています pic.twitter.com/3zOJGFFrou
— きゅんくん (@kyun_kun) August 30, 2021
「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」を手に入れた日にちょうど回したガチャガチャもダンプカーが出ていたのだった。運命。
「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」が完成した後、一旦シンプルなLEGOテクニックで構造を学ぼうと「ヘビーデューティ掘削機」を組み立てた。
「ヘビーデューティ掘削機」は、モーターの入っていないLEGOテクニックだ。
モーターでなく自分で歯車をくるくる回すことで、アームが動きバケットを操作できる。
シンプルな楽しさはあるのだが、やはりアクチュエーターがないと物足りない。
ちなみに「ヘビーデューティ掘削機」は5780円である。
ワーイ pic.twitter.com/SqX0DdJisL
— きゅんくん (@kyun_kun) December 22, 2021
▲完成した「ヘビーデューティ掘削機」
今は、次の超大作に挑戦している。
「Cat® D11 ブルドーザー」だ。キャタピラが魅力のCatの重機である。
半分くらい組み立てたところだ。
ちなみに「Cat® D11 ブルドーザー」は5万4980円だ。
LEGOの動作確認 pic.twitter.com/EyD55aHLeE
— きゅんくん (@kyun_kun) January 26, 2022
▲「Cat® D11 ブルドーザー」の動作確認
LEGOテクニック 3つの観賞ポイント
LEGOテクニックは組み立てるだけでなく、その仕組みに想いを馳せる楽しさがある。
完成した「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」を使って、LEGOテクニックらしいおもしろ機構鑑賞ポイントを見ていきたいと思う。
「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」は、1速、2速とギアを変えられる。
それを可能にしているのが「チェンジローバー ロータリーキャッチ」と言うオレンジ色のパーツだ。
LEGOテクニックのカムの動き pic.twitter.com/LkzvjzGrrO
— きゅんくん (@kyun_kun) February 18, 2022
▲「チェンジローバー ロータリーキャッチ」が回転してグレーのパーツの位置に影響を与えるところ
これが、マニュアルトランスミッションのような仕組みを可能にしている。
マニュアルトランスミッションについては、この動画がわかりやすい。
次にリニアアクチュエータが欠かせない。
「6x6 Volvoアーティキュレート式ダンプトラック」では、リニアアクチュエータで荷台を上げ下げしている。
リニアアクチュエータは、回転の動きを直動に変換する。
LEGOテクニックのリニアアクチュエータが伸びるところ pic.twitter.com/7foF9W4gBy
— きゅんくん (@kyun_kun) February 18, 2022
▲リニアアクチュエータ
初めてこのパーツを見た時は、これはもうLEGOを超越してるだろ〜ずるいよ〜と思ったものだ。
見た目もあまりLEGOっぽくない。
最後に、車系LEGOテクニックでよく出てくるのがデファレンシャルギア(通称デフ)だ。
4輪車が左右にカーブする時、外側の車輪と内側の車輪で通る距離が変わる。
外側の方が長い距離を移動することになる。
それをうまいことやるのがデファレンシャルギアだ。
左右の速度差を吸収する。
LEGOテクニックのデファレンシャルギア pic.twitter.com/KrCWFDaQPj
— きゅんくん (@kyun_kun) February 18, 2022
▲LEGOテクニックのデファレンシャルギア
デファレンシャルギアについても、先ほどと同じシリーズの動画がわかりやすい。
わかりやすく面白いのはこの3点だ。
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