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ファーウェイ「MateBook X Pro 2021」 実機レビュー = 11世代コアに14型3Kディスプレーが魅力!
2021年08月30日 10時00分更新
ファーウェイ・ジャパンは最新ハイエンドノートPC「HUAWEI MateBook X Pro 2021」を発売、市場想定価格は27万4780円(税込)である。
今回の2021年モデルは2020年モデルより順当に進化。本体サイズ・重量はまったく同じだが、カラーは新色のエメラルドグリーンを採用。また第11世代(Tiger Lake)のCPU、Wi-Fi 6(11ax)にアップグレードされており、性能は着実に進化している。
その一方で、内蔵グラフィックスの「Intel Iris Xe Graphics」が性能向上していることから、外部グラフィックスは省略されている。
今回は本製品を、Core i7-10510UとGeForce MX250を搭載する「HUAWEI MateBook 13 2020」と比較することで、パフォーマンスがどのように変わったのかに注目してレビューしていこう。
ボディーデザインは同じで、
CPUとワイヤレス通信機能をアップグレード
2021年モデルに用意されているのは1機種のみ。OSは「Windows 10 Home 64ビット」、CPUは「Core i7-1165G7」(4コア8スレッド、2.80~4.70GHz)を採用。メモリーは16GB(LPDDR4X)、ストレージは1TB SSD(PCIe Gen3 x4)を搭載している。
ディスプレーのスペックは前モデルとまったく同じで、13.9型LTPS液晶(3000×2000ドット、260ppi、コントラスト比1500:1、最大輝度450cd/平方m、sRGBカバー率100%、マルチタッチ対応)を搭載。4.4mmの狭額縁設計により、画面占有率は約91%。また画面前後の見通しがいい、3:2のアスペクト比も踏襲している。
インターフェースは左側面にUSB 3.2 Gen2 Type-C(データ転送、映像出力、充電対応)×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、3.5mmコンボジャック×1を搭載。無線LANはWi-Fi 5(11ac)からWi-Fi 6(11ax)に、Bluetoothは5.0から5.1にアップグレードしている。
本体サイズは304×217×14.6mm、重量は約1.33kg。56Whのバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間はJEITA 2.0基準で約13.7時間とされている。
ボディー形状は2020年モデルと同一だが、デザインはいまだ新鮮。新色のエメラルドグリーンはハイエンドモデルにふさわしい質感を演出している。ただ、使い勝手を考えるとUSB Type-Cを左右にひとつずつ配置してほしいと思う。次期モデルではインターフェース構成が進化することに期待したい。
キーボード、タッチパッドの操作性は◎
ディスプレーも平均以上の色域
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