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週替わりギークス 第174回

お仕事悩み、一緒に考えます。

新型コロナでテレワーク 苦手意識は「不慣れ」が原因?

2020年05月26日 17時00分更新

文● 正能茉優 編集● 上代瑠偉/ASCII

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副業や働き方に関する、お悩みにお答えします!

 「副業したいけど、時間がない」「第二新卒・30代で、転職するかどうか迷っている」など、副業や仕事に関するお悩みやご相談ありませんか? 大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長で、ソニーの会社員でもある正能茉優さんが、皆さんのお悩みにお答えします!

 お悩みの投稿はこちらから。ぜひ気軽にお悩みを書き込んでみてください!

 読者の皆さん、こんにちは! 正能茉優です。

 大学時代に立ち上げたハピキラFACTORYの社長と、ソニーの会社員、そして慶應義塾大学大学院の特任助教と、3つのお仕事をしています。

 この連載では、さまざまな働き方を実践している1人の「働き手」の目線から、これからの働き方・仕事について、考えています。

 働き方改革が進んでいくであろうこれからの時代、そして、そうは言っても組織にはこれまでの価値観や働き方がまだまだ残るこれからの時代、働き手である私たちは、何を考え、どのように働いていったらいいのでしょうか?

 この「お仕事悩み、一緒に考えます。」では、読者の皆さまからいただいたお仕事に関するお悩みについて、一緒に考えていけたらと思います。今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない一部企業で導入されているテレワークにまつわるお悩みについて、お答えしていきます!

新型コロナでテレワーク導入 最初はうれしかったものの……

 私の勤務先では、3月末からテレワークが始まったのですが、なかなかうまくいきません。何がうまくいっていないのか、一言では言い表せないのですが、直接顔を合わせて仕事をするよりも、なんだかうまくいかない感じがします。

 たとえば、朝イチには毎日、オンラインで集まってチームの業務報告会をするのですが、相手の顔が直接見えず、空気感がつかめないために、誰が話すターンなのかわからない沈黙の時間があったり、雑談もスムーズにいかなかったり。最近では必要最低限のこと以外を話すのが苦痛になりつつあります。

 大人数のミーティングだけではなく、一対一のミーティングも同じです。部下との面談をしているときに厳しいことを言いすぎてしまったかなと思ったり、上司に話すときもニュアンスが捉えきれずにやり取りがうまくいかなかったり。

 テレワークが始まった頃は「会社に行かなくていいということは、通勤電車に乗らなくていいし、苦手な先輩にも顔を合わせなくていいし......」とうれしかったのですが、テレワークが続く今では早く普段どおりの会社での業務に戻りたいと思ってしまいます。顔を合わせないことが、こんなにもやりにくいことだとは思っていませんでした。

 社会的状況を考えると、テレワークはもう少し続きそうなので、何か工夫できないかなと日々考えています。もし何か良いアイデアがあったら教えてください(毎日Uber Eats・39歳・会社員・マーケティング職)。

テレワークに対する苦手意識は「不慣れ」が原因?

 この大変な状況のなか、お便りありがとうございます。

 社会状況の変化に、暮らしの変化。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、私の仕事もテレワークでの業務がほとんどになりました。私も数ヵ月前は少しずつ変わっていくな……なんて思っていたはずなのに、気づけばこれまでどおりのものはもう何もなくて、びっくりするやら、ストレスを感じるやら。

 なかでも、平日のほとんどの時間を過ごす「働き方」の変化は、インパクトが大きいもの。

 でも、こうして変わりつつある「働き方」にも、テレワークの初日に比べると、私は少しずつうまく対応できるようになってきているのではないかと思います。

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