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IoT&H/W BIZ DAYセッション動画 第1回

”触ってみたくなるビーコン”とはなにか 富士通発「自主プロジェクト」秘話

2018年06月29日 16時00分更新

文● ASCII STARTUP

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「IoT&H/W BIZ DAY 5 by ASCII STARTUP」にて実施のセッションC「自主プロジェクトから生まれた”触ってみたくなるビーコン”富士通PulsarGumのビジネス開発への挑戦!」

 倶楽部会員限定で、IoT/ハードウェアスタートアップのビジネスイベント「IoT&H/W BIZ DAY 5 by ASCII STARTUP」内の一部セッションの模様をお届けする。先端技術を担う登壇者たちの知見を、会場の雰囲気も含めて味わってほしい。

セッション内容
 多様な環境下で太陽光発電によって電波発信ができる富士通の「PulsarGum」。現在多数の実証実験が行なわれている同製品は、富士通社内のさまざまな得意技術を使ったベンチャー的な動きで生み出されたものだ。盛んになっているオープンイノベーションにも通ずる、社内の異なる事業部をまたいだ事業創造はどのように生まれたのか。そして技術開発に留まらず、同製品を活用した新たなサービスの立ち上げに向かって、どのようなパートナーと共創し、現在推進しているのか。大企業の中で新たな技術を生み出し、新規ビジネスを立ち上げ、加速していくアプローチについてご紹介する。

登壇者

富士通株式会社
中川卓郎氏

テクノロジ&ものづくり事業本部ものづくりソリューション事業推進室長。システム技術者として数々の製造系のシステム開発/コンサルティングを実施。製品設計のソフトウェアパッケージを立ち上げ、富士通の製品設計領域ビジネスの地歩を築いた。2016年よりものづくりソリューションビジネスに係り、センサー/自動機/AI/IoTを活用した新製品開発/ビジネス開発の支援事業を展開している。

富士通アドバンストテクノロジ株式会社
馬場俊二氏

複合実装技術統括部、デバイス実装技術部、マネージャ、技術士(機械部門)。実装技術者として、モバイルPC~大型サーバーといった幅広い機器の実装/構造開発に携わる。またRFIDタグの構造/実装技術開発にも従事し、洗濯可能なリネンタグの開発などを実施。現在はバッテリーフリービーコンのほかに、布や糸といった電気機器とは一見関係のない素材を活かした技術開発を実施中。

株式会社富士通研究所
中本裕之氏

IoTシステム研究所フィールドエリアネットワークプロジェクト主任研究員。アナログ回路を基本とする回路設計技術者として、過去数々の低電力ICチップの回路設計に従事してきた。IoTデバイスからモバイル機器に至るまで超低電力な電源回路、電力制御の技術開発が専門である。現在は、バッテリーフリービーコン向けの電力制御を応用し、センシングや遠距離通信向けの新たな電源技術開発を実施中。

株式会社QUANTUM
金学千(きむ・はくちょん)氏

博報堂にてアカウントプラニング職・ストラテジックプラニング職を経験した後、QUANTUMへ参画。イノベーション開発に特化したファシリテーションのプロフェッショナルで、大企業とスタートアップとの共創を目指したワークショップを数多く企画運営している。現在、プラニングスキルとファリテーションスキルを掛け合わせて自身のワクワクを大切にしながらまだ見ぬ体験や新規事業創造を目指しいくつかのアクセラレータープログラムやLEANSTARTUPプログラムをリードしている。

ASCII
北島幹雄

ASCII STARTUP編集者。2014年秋よりASCIIの一員としてスタートアップ・ベンチャー関連領域を担当。ハードウェアとIoT関連事業者のビジネスマッチングイベント「IoT & H/W BIZ DAY」などプロデュース。ハードウェアスタートアップほか、さまざまなジャンルのベンチャーにインタビュー取材を行なっている。注力領域はスタートアップによるレガシー産業のイノベーション。

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