週替わりギークス 第58回
副業難民のための『完全パラキャリマニュアル』その3「今月はスキルをtoBで売る!」
週2時間で月に数十万円稼げる副業「プロジェクト型業務委託」に挑戦しました
2018年01月23日 17時00分更新
今回は業務委託で単価の高い副業に挑む
皆さん、こんにちは! ハピキラFACTORY&ソニーで働く「パラキャリ女子」の正能茉優(しょうのうまゆ)です。
この連載では、副業解禁が進むこの時代、会社に雇われずに「個人」という単位で副業やパラレルキャリアを実現する方法を、いろいろなサービス・アプリを使いながら検証しています!
サラリーマン大国である日本で、副業解禁にともない増えるのは、なにを副業にしたらいいかわからない「副業難民」たち。そんな副業難民が副業・パラキャリできるようにするにはどうしたらいいのか?
その解決方法を検証していくのが、この「副業難民のための『完全パラキャリマニュアル』」です。
前回もお伝えしたとおり、ルールは3つ。
実践する副業ルール
1.あくまでも「本業」がある中での副業・パラキャリなので、最大でも月に15時間まででできること(1日30分が目安)
2.特別な設備・装備がいらないこと(莫大な初期投資は現実的じゃない!)
3.本業の人に知られたとしても、問題ない内容であること(競合に手を貸したり、公序良俗に反したりするものはダメ!)
前回は、フリマアプリを使って「CtoCでモノを売る」ことをしてみたわけですが、これが想像以上に大変でした。購入者との度重なるやりとりで多くの時間を取られるわ、そもそも手元に売るモノもそこまでないわ、でなかなかコスパが悪いなと思ってしまったわけです(もう私はやらないぞと思っていたら、なんとフリマアプリでモノを買う側の人になってしまいました。お金を稼ぐどころか、むしろお金を使ってますw)。
やってみてわかったのは、やはりスタートが楽しくないと人間なかなか続けられないということ。
そこで、今月のテーマは「わかりやすく結果が出る(=稼げる)副業をしてみよう」と思います。「toCで単価の安いものの数を積み上げて稼ぐ」ではなく、「toBで単価を高くしてドーンと稼げる」もの。
今回、私が「個人がtoBでお金を稼げるサービス」として、目をつけたのは「業務委託」です。それも、「顧問」「プロパートナー」といった、「通う頻度が少ない系の業務委託」。社員ではなく、週に複数回行くような業務委託でもなく、特定領域に関する深い知見を使って、少ない頻度で関わるお仕事です。
では、そもそも、自分の得意領域を必要としてくれる会社とどう出会って、どう仕事を見つけるのか。早速、そういったサービスがないか「業務委託 顧問 サービス」と調べてみると、世の中には、特定領域で困っている会社と、特定領域に強い人材をつなぐサービスが十数あることがわかりました。
ただ、それらのサービスの差がまったくもってわからず、私自身どのサービスを使っていいかわからなかったので、まずは「企業へのコミット度」という観点から、大きく3つの領域に分けてみました。
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