2017年4月にブレイクし、いま話題沸騰中の「マストドン」(Mastodon)。5月末には67万アカウントを超え、その勢いは留まるところを知らない。しかし、Twitterとは違う「インスタンス」など独自の概念があり、登録に二の足を踏んでいる方もいるのではないだろうか。そこでここでは、マストドンのアカウント登録の流れと使い方、インスタンスの選び方などを紹介していきたい。
アカウントを登録してインスタンスに参加しよう
マストドンのアカウントを登録するには、まずインスタンスと呼ばれるサーバーにアクセスする必要がある。2017年5月末の時点で全世界1500を超えるインスタンスがあり、そのうちユーザー数1位と2位は、日本国内で運用されているインスタンスだ。参加したいインスタンスを探すのは非常に楽しい工程だが、まずは話題を総合的に扱うインスタンスでマストドンを一通り体験してみるといいだろう。今回は、マストドンの作者であるオイゲン・ロッコ氏が直接管理しているインスタンス「mastodon.social」で登録を行なった。
実際にmastodon.socialにアクセスすると、まずログイン画面が表示される。このログイン画面は管理者によってカスタマイズ可能なため、インスタンスによって表示内容はさまざまだが、アクセスしたインスタンスに関する情報が記載されているため、参加前に内容をよく読んでおくと良いだろう。
アカウント作成に必要な情報は、ユーザー名、メールアドレス、パスワードの3つ。すべての記入を終え「参加する」ボタンをクリックすると、入力したメールアドレス宛に確認メールが送信される。届いたメールに記載されたリンクをクリックすれば準備は完了だ。ログイン画面でメールアドレスとパスワードを再度入力すれば、インスタンスへ参加できる。初参加時にはインスタンスのTIPSと管理者アカウント、コミュニティガイドラインへのリンクなどが表示されるので、こちらもあわせて確認しておこう。