SENSE-15FR172-U7P-TK4Xをレビュー
アプリによってはデスクトップPCに匹敵する性能!Core Ultra 7 270HX Plus&GeForce RTX 5070 Laptop GPU搭載ノートPCがスゴイ
2026年10月07日 10時00分更新
「静音」モードでもGPUが中心なら性能が落ちづらい
さまざまなテストを備える総合ベンチマークソフト「UL Procyon」も試してみよう。今回は写真編集の性能を測る「Photo Editing Benchmark」、動画編集の性能を測る「Video Editing Benchmark」、画像生成AIの性能を測る「AI Image Generation Benchmark」、生成AIのLLM(大規模言語モデル)の性能を測る「AI Text Generation Benchmark」を実施。
先の3種のベンチマークについては、SENSE-15FR172-U7P-TK4Xの動作モードも変更しているので、そこの違いもチェックしてほしい。まずは、写真編集の性能を測るPhoto Editing Benchmarkの実行結果がこちら。
動作モードの違いに目を向けると、「静音」モードの下がり幅が大きく、「パフォーマンス」モードから1割ほどスコアーが低くなっている。それでもたった1割ほどの低下で静音性を手に入れられるのであれば、静音モードはかなり優秀といえるのではないだろうか。
次に、動画編集の性能を測るVideo Editing Benchmarkの実行結果がこちら。
Video Editing Benchmarkでは、「エンターテイメント」と「静音」モードの差がほとんどない。先のBlender BenchmarkのGPUレンダリングと酷似した結果で、動画編集にはGPUパワーが主に使われていることがわかる結果となった。
続いて、画像生成AIの性能を測るAI Image Generation Benchmark。ベンチマークは「Stable Diffusion 1.5」で、AIインターフェースエンジンは「NVIDIA TensorRT RTX」を指定している。512×512ドットの画像を1枚生成する平均時間を比較した。
やはり「パフォーマンス」モードが頭ひとつ速く、「エンターテイメント」と「静音」モードでは差が出ていない。画像生成AIはGPUのみを使用していることがよくわかる結果といえよう。
最後は、LLM(大規模言語モデル)の性能を測るAI Text Generation Benchmark。4つのAIモデルでベンチマークを行い、その結果から直感的にわかりやすい1秒間の生成トークン数(Tokens per sec=tps)をまとめた。
1秒間の生成トークン数は、おおよその1秒間の生成文字数とも言い換えられ、日本語換算では1文字あたり約1~3トークンとされているので、100tpsは1秒間に約30~100文字の文章を生成できることを表す。一般的に人間が文字を読み進めるスピードは、1秒間あたり10~20文字とされているので、60tpsを超えていれば十分なスピードで文章を生成できると考えていいだろう。
そして、ベンチマークの結果を見ると、「LLAMA 2」以外は十分な速度で文字生成していることがわかる。LLAMA 2は必要なビデオメモリー量が10GB以上となっていたので、その部分で大きくパフォーマンスが落ちたのだろう。
まとめ:どこにでもパワフルなクリエイティブ環境を持っていきたい人にオススメ!
以上の検証結果から、SENSE-15FR172-U7P-TK4XはデスクトップPC顔負けのCPU性能と強力なGPU、十分なメモリー&ストレージ容量も備えた、パワフルなクリエイター向けノートPCということがわかった。
運用面については動作モードの切り替え、とくに「静音」モードが優秀で、GPUパフォーマンスがほとんど低下しないのは大きなメリットだろう。家族といっしょのリビングや、同僚といっしょに作業する場面など、騒音が気になる場面でもパフォーマンスを極力落とさず静かに作業できるのはかなりうれしいポイントだ。
というわけで、本機はさまざまな場所でパワフルなクリエイティブ環境を使いたい人にオススメしたい。モバイルは厳しくても、屋内移動しやすいPCとして、フリーアドレスのオフィスでも活躍できるだろう。
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