土木建築から道路/鉄道/電力、災害対応まで。迅速で正確な測量を実現するレフィクシアとソフトバンク
スマホで「誤差数センチ」の高精度測量! レフィクシア「LRTK」が現場を変える
提供: ソフトバンク
大規模災害における被害状況把握にも効果、幅広いユースケースで活躍中
LRTK Phoneは、幅広い測量現場で活用されている。土木建築から道路/鉄道/電力/上下水道といった社会インフラの保守、さらに不動産登記など、測量が必要とされる業種や業務は想像以上に幅広い。
その中で石谷氏が紹介したのが、災害現場での活用事例だ。機動性の高いLRTK Phoneを現場に持ち込めば、土砂崩れや道路/上下水道の破損状況などを、正確な位置情報付きのデータとしてクラウドで共有できる。
たとえば、2025年10月に発生した八丈島の台風被害では、東京都の港湾局、建設局、総務局、水道局など、複数の部署が現場にLRTK Phoneを持ち込み、それぞれが取得した現場のデータをクラウドに集約するかたちで、迅速な被災状況の共有を実現した。令和8年(2026年)熊本地震でも、熊本市、九州電力、JR九州といった顧客が、LRTK Phoneを活用して復旧作業を進めたという。
「仮設住宅の建設時に必要な測量でもご活用いただいています。プレハブ建築を請け負う大和リース様では、従来、まず測量部門が2、3人がかりで建設現場を測量し、手描きのスケッチにして持ち帰り、CADで図面を起こしたうえで設計を進める――という手順を取っていました。現在は、LRTK Phoneを使って1人で現場の測量が済み、そのままCADデータになりますから、迅速に設計プロセスに進めます」(石谷氏)
なお、360°カメラの「LRTK 360」、最大200メートル先まで点群化できる「LRTK LiDAR」でも、LRTK Phoneと同じように高精度な位置情報が付与でき、クラウド上でデータを重ね合わせることが可能だ。さらに「LRTKドローン」では、高精度な位置情報を付与した対空標識(マーカー)を設置して、それを撮影することでドローン画像に位置情報を付与する方式を採用しており、顧客が保有するドローンをそのまま活用できる。
「LRTK Phone」(中央)のほかに、360°カメラで広範囲を一度に撮影できる「LRTK 360」(左)、最大200メートル先まで点群化できる「LRTK LiDAR」(右)もラインアップしている。どれを使っても、高精度な測位データに基づいてクラウド上でデータを重ね合わせることができる
全国に3300以上の基準局、ichimillは「高精度測位に欠かせないインフラ」
高精度な位置情報を基軸とするLRTKを支えるのが、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」である。LRTKにはichimillのライセンスも付属しており、まとめて購入契約が可能だ。
ichimillは、ソフトバンクが全国に設置している独自基準点を用いて、高精度な測位を可能にするサービスだ。ソフトバンクでは、基地局などの自社設備を活用するかたちでichimillの基準局を設置しており、「3300カ所以上」という圧倒的な規模を誇る。これは、国土地理院が設置する公共の電子基準点(約1300カ所)の約2.5倍だ。
高安氏は、レフィクシアがLRTKを提供するうえで、ichimillは「欠かせないインフラ」だと強調する。
「われわれが開発するハード、ソフトだけだと、ただのGPSサービスになってしまい、精度は誤差数メートルまで落ちてしまいます。ここにichimillというインフラが加わることで、誤差数センチクラスの高い精度が実現しています」(高安氏)
石谷氏は、測位の補正には基準局との距離が影響するため、ソフトバンクが全国で高密度にichimillの基準局を展開していることを高く評価している。
「たとえば、基準局から離れた山中などで測位をすると、精度が大きく落ちてしまうことがあります。詳しいお客さまならばそうしたこともご存じですから、基準局が少なければ『自分の現場は範囲外だろう』と判断されてしまいます。ichimillのように、基準局の数がしっかりとあって、安定した精度が出せることは、われわれとしても非常にありがたいですね」(石谷氏)
LRTKのサービス精度向上のためにも、ソフトバンクには引き続き基準局の増強を図ってほしいと、石谷氏は付け加えた。
今後はCADも搭載。ハード+ソフト+インフラの融合で“現場の便利”を追求したい
これからLRTKはどう進化していくのか。石谷氏は、現在開発に取り組んでいる機能として、クラウドWebアプリへの本格的なCAD機能の搭載を挙げた。現場での測量にとどまらず、その後工程であるCADでの図面設計も、LRTKで作業できるようにしていくという。
「これまでは、現場で取得した点群データを書き出して、お客さまがお持ちのCADソフトに取り込む必要がありました。ただし、CADのライセンスは高額ですから、オフィス全員のPCに入っていないことも多く、それで作業が滞ることもあります。LRTKのWebアプリがCAD設計までこなせるようになれば、いつでも使いたいタイミングで作業ができるようになります」(石谷氏)
さらに、これまで手作業で行っていた図面制作(トレース)の自動化にも取り組んでいるという。現場の測量データをCADに取り込んだあと、道路や構造物を一つひとつ手作業で線を描きトレースする作業には時間がかかる。これを自動化できれば、業務効率も大幅に向上する。「実際、お客さまから一番リクエストが多いのが、この線を描くトレースの自動化ですね」と石谷氏は語った。
こうしたLRTKの将来像を実現するためにも、ichimillで実現する高精度な測位はますます重要なものになってくる。高安氏は、これからのレフィクシアも“現場視点のモノづくり”へのこだわりは続いていくと語った。
「ハードとソフトの両方をしっかりと融合させることで、製品/サービスをどれだけ“現場の便利”に近づけることができるか。今後もそれを追求していきます。そのためには、やはりichimillの位置情報インフラが非常に重要です。レフィクシアが開発する、日本中どこでも使えるハードとソフト、そしてichimillのインフラという3つが組み合わさることで“最強のタッグ”が実現するのではないでしょうか」(高安氏)
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この特集の記事
-
sponsored
三菱化工機が「NailEdge」でプラントの“後付けIoT化”に成功 GX事業の拡大を支える -
sponsored
キャッシュレス決済の利用シーンを広げる 三井住友カードの「stera terminal light」とソフトバンクのIoT回線 -
sponsored
もうすぐ100周年! 革新を続けるアマノのタイムレコーダーは「1NCE」搭載で未来を創る -
sponsored
建設・製造・重要インフラ… あらゆる「現場」にBizStackでAIとデータの力を届けたい! -
sponsored
“防犯カメラ”を超えて、売上と効率の向上へ LINE WORKS Visionが拓く、AI×クラウドカメラの可能性 -
sponsored
「太陽光のゼロ円設置」を加速 住宅用PPAの普及を支える遠隔監視・運用の仕組みとは -
sponsored
“車が必要なのに乗れない”人を救う「ノレル」 IoT×AIが実現した新たな自動車サービス -
sponsored
“10年間 2000円”のIoT回線「1NCE」なら、開発/管理ツールも追加コストなし -
sponsored
プリペイドIoT SIM「1NCE」が狙う、日本のIoTビジネスの大変革とは


