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「VCJ 2026 Split 2 Season Finals」

「新規層を沼らせる立役者になりたい」CR Adeさんが語る注目選手や強豪の共通点、今後のVALORANTシーンへの期待とは?

文●八尋 編集●ASCII

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“世界”で活躍するチームは家族並みに仲がいい

強いチームや選手はエイムだけでなくコミュニケーション能力も高いという

──エイムなどの技術は大前提として、コミュニケーション能力や場の雰囲気を盛り上げる能力が重視されている印象がありますが、いかがでしょうか。

adeさん:めちゃくちゃ重要だと思いますね。近年の世界大会で優勝・活躍しているチーム(Paper RexやFnaticなど)を見ても、単一国のチームであれグローバルな国際チームであれ、英語などのコミュニケーションにおいて最低限のラインを完全にクリアしています。

 さらに、強いチームをよく見ると「家族のような雰囲気」があるんですよね。休日にみんなでご飯を食べに行ったり、バーベキューをしたりするくらい仲がいい。

 技術やゲーム内の動き以上に「お互いに円滑にコミュニケーションが取れるか」「遠慮なく自分の思いや質問を伝えられるか」という部分が大事です。

 ここを軽視すると、チーム内で「あいつは本当はどう思ってるんだろう」という微妙な隙間が生じてプレイに影響してしまいます。だからこそ、そうした開かれた関係性を作れる能力を僕は重視すべきだと思っています。

──Adeさんご自身のことについて伺わせてください。競技シーンのメタが変わった今、もしご自身が選手やコーチだったら試してみたいエージェントや戦術はありますか?

adeさん:今使ってみたいキャラクターで言うと、個人的にはハーバーに無限の可能性を感じています。以前はスキルの使い勝手が微妙だったのですが、修正されてからすごく対応力が増しましたし、アルティメットも強力です。壁を出して任意の位置で止めることで、長い時間エリアを制限・コントロールできます。

 もし僕が選手やコーチとしてやるなら、ハーバーを組み込んだ「相手がいやがる気持ち悪い構成」を使ってみたいですね(笑)。ネオン、ハーバー、ヴィトー、フェイド、ヨルとか。理論上はめちゃくちゃ強いはずなんです。ただ、この5キャラをハイレベルで使いこなせる5人を揃えるのが現状難しくはあります。

 でももし揃ったら、どのマップでもいけると思いますね。自分が相手としてランクなどで当たったら一番嫌な構成です。何をしてくるか分からず、ウルトをどんどん溜められてスノーボールされると絶望的ですから、ぜひやってみたいですね。

プロ・アマ問わず大会が増えてほしい
コアなファンをたくさん増やしていきたい

──今後、VALORANTの大会やゲームシーン全体に期待していることはありますか?

大会やイベントが増えてほしいと話すadeさん

adeさん:今後のルール改編やコミュニティ大会のハードル低下によって、とにかく「大会の数が増えること」に期待しています。学生大会や、プロとアマチュアの間にいるプレミア層が出られる大会、いわゆるTier 2/Tier 3クラスの大会が無数に開催されるようになれば、選手が認知される機会が増えます。選手が配信し、それを見るファンが増えるという良いサイクルが生まれます。

 これまでは10月頃にシーズンが終わってしまうと、年末年始まで約3ヶ月間の空白期間(オフシーズン)があり、選手にとってもチーム運営にとっても厳しい時期がありました。大会が増えればそれが解消されますし、Tier 1から帰ってきたチームと国内チームの激突などが見られたら熱いですよね。昔あった「LIMITZ」のように、ファン投票やドラフトで選手を集めて戦うオールスター戦のようなイベントがどんどん開催されれば、コミュニティはもっと盛り上がると思います。

──最後に、Adeさんご自身が今後VALORANTというゲームにどのように関わっていきたいか教えてください。

adeさん:新しいファンを連れてくる役割は、Lazさんや他の有名なストリーマーの方々がすごく上手だと思うんです。僕の性格的にも、そこのポジションはあまり得意ではありません(笑)。

 「このゲーム面白そう!」と思って始めてみたものの、ランクマッチで壁にぶつかった時に、「こういう楽しみ方もあるよ」「大会を見るともっと面白いよ」と魅力を伝え、熱量の高いコミュニティへ繋ぎ止める役割ですね。VALORANTの歴史や競技シーンの深みを伝え、コアなファンをたくさん増やしていきたいと思っています。

──ありがとうございました。

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