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第1回 情シスさんの“裏話”

ビジネスIT環境が大きく変わる中で、情シスさんの悩みも変化している?

「IT機器が高すぎる」「熟練メンバー不在で分からない」… 情シスさんの“現場の悩み”をエンジニア3人に聞いてみた

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 写真● 曽根田元

提供: ソフトクリエイト

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「そのIT投資で何が変わるの?」“距離が遠い”経営層の説得に悩む情シスさん

 情シスさんと社内の関係に悩みはないのだろうか。この点については、特に「経営層との関係」に難しい部分があるのではないかと話す。

大澤さん:特に会社の規模が大きくなるほど、経営層との距離も遠くなるため、そうした悩みは多いと思います。経営層を納得させるには、説得材料となるデータを集めて分析する必要がありますが、人手不足の状況もあって情シスさんは時間が割けない。そうした悪循環に入ってしまっているケースもあるのではないでしょうか。

日吉さん:経営層との関係に悩んでいる情シスさんは多いと思います。経営層の方は「費用対効果」を求めるので、その説明が難しいですね。たとえば、情シスさんにとっては必要性が明らかな古いサーバーのリプレースでも、経営層に提案すると「何百万円もかけて、それで何が変わるの?」と言われてしまい、承認がなかなか下りないことがあるようです。ご相談をいただいて、たとえば「ランサムウェア対策の文脈で説得するのはどうですか」などとアドバイスすることもあります。

 経営層との関係と比べると、情シスさんと社内ユーザーの関係には、それほど「難しさ」は感じないという。

 もっとも、社内ユーザーは「都合の悪いことは隠しがち」だという。実はコーヒーをこぼした、怪しいリンクをクリックしたにもかかわらず、後ろめたさを感じて「何もしてないのにパソコンが壊れた!」と報告してくるのだ。ただし、情シスさん側はそんなユーザーへの対応に慣れており、あまり動じない。「トラブルへの耐性がついている」のだと大澤さんは笑う。

大澤さん:情シスさんは、基本的に「あまり怒らない」印象ですね。ユーザーに対して怒っても意味がない、それよりは「原因をきちんと聞いて早く問題を解決したい」というスタンスです。ですから、情シスさんには何事も正直に話したほうがいいと思いますよ。

情シスさんにとってどんな存在でありたいか? 3人それぞれの答え

 ソフトクリエイトは、これまで1万社以上の情シスに支援を行い、「情シスレスキュー隊」という名前のオウンドメディアも運営している。

 3人は、顧客企業の情シスさんにとってどんな存在でありたいと思っているのか。あらためて聞いてみた。

大澤さん:「互いに信頼し合える友だち」でしょうか。お客さまの側から「もっとこうしてほしいです」と要望が言える、僕らの側からも「それならもっとこうしたほうがいいです」と言い合えるような、本当の意味でフラットな関係ですね。お客さま課題の解決という共通の目標に向かって、一緒に取り組んでいきたいと思います。

渡邊さん:レスキュー隊を名乗ってはいますが、救う/救われるという一方的な関係ではなく、対等の立場で「技術的なことが何でも相談できる人」でありたいです。われわれはSIerなので、ほかのお客さま案件で得たノウハウもふまえたアドバイスやご提案ができます。情シスさんを孤独にさせないように、一緒に歩んでいければと考えています。

日吉さん:お客さまへの提案を行う営業担当から、現場でのシステム構築を担うエンジニア、納品後の保守を行うサポート担当まで、ソフトクリエイト全体が情シスレスキュー隊なのだと思います。「お客さまが会社を支え、強くしていくための武器」として、自分たちを使っていただければいいですね。

 表現こそ三者三様だが、目指す方向性はひとつだと言える。情シスさんの悩みに寄り添い、顧客企業のビジネス成長を支えるパートナー――。ビジネスITが進化し、現場の情シスさんの悩みがより複雑なものになっていく中で、ソフトクリエイトの存在はますます“頼もしさ”を増していくに違いない。

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