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ファーウェイ通信 第267回

音質、ANC、デザインとファーウェイならではの独自のテクノロジーが満載

ファーウェイ製イヤホンで最高の音質!「HUAWEI FreeBuds Pro 5」レビュー さらに強化のノイキャンに空間オーディオにも注目

2026年05月28日 11時00分更新

文● 加藤肇、山本敦、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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限界を超えるレベルアップを真摯に追求した「HUAWEI FreeBuds Pro 5」

 ファーウェイ製イヤホンのフラグシップモデル「HUAWEI FreeBuds Pro」シリーズは、2020年に初代モデルが登場して以来、着実な進化を積み重ねてきた。「HUAWEI FreeBuds Pro 5」もまた、その歩みを受け継ぎ、音質と利便性の両面から磨きをかけている。

 前モデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 4」がスクウェアデザインのステムを採用していたのに対し、HUAWEI FreeBuds Pro 5はすべてのエッジに丸みを持たせたデザインに変えている。この形状の変化により、指でステムをつまんだ際のホールド感や、ジェスチャー操作時の安定感が増した。

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全体に丸みを帯びたデザインに

 イヤホン本体の質量は約5.5gと軽く、前モデルと比べて体積で約7.5%、重さで約6%の小型・軽量化を達成している。付属するイヤーピースの柔軟性と相まって、耳のくぼみにバランスよく収まる。また、防塵・防水性能がIP54から、IP57へと引き上げられたことで、天候の変化や運動時の発汗に対する耐性も強化されている。

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装着感はさらによくなっている。防水性能もアップ

ケースに合成皮革を用いることで手元で滑りにくい「レザーブルー」を試用

 今回筆者が試用したのは「レザーブルー」のカラーだが、このカラーのケースにはシリーズ初となる、合成皮革をまとうマット系の表面加工が施されている。表面の微細な凹凸が適度な摩擦を生むため、バッグの中から取り出す際やケースの開閉時に手元で滑りにくい。

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こちらはレザーブルーのカラバリ。表面が合成皮革で滑りにくく、落としにくくなっている

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ケースの表面部分をアップしたところ

 ステムのピンチ、ピンチ&ホールド、側面のタップや長押し、上下スワイプといった豊富なジェスチャー操作にも対応している。さらにうなずく動作で着信に応答し、首を横に振って拒否できるヘッドジェスチャー機能も追加された。

 接続性においては、OSのプラットフォームを問わず最大2台のデバイスと同時接続が可能なマルチポイントに対応し、たとえばAndroidスマートフォンとiPhoneの間でもシームレスな切り替えが可能だ。

さらにナチュラルになったANCと外音取り込み
イヤホンを装着していることを忘れそうになるほど

 注目のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能の進化を見ていこう。すべての帯域で29dBのノイズ低減を達成しているという。この高い消音効果を支えているのが、音質向上にも大いに貢献する新しいデュアルドライバーだ。低域用と中高域用の独立した2つのドライバーユニットが、外部環境のノイズに対して逆音波を生成し、ノイズを打ち消す仕組みを搭載する。

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デュアルドライバーによるノイズキャンセリングで効率がアップしている

 特に中高域用のユニットの反応が迅速である印象で、HUAWEI FreeBuds Pro 5は一般的なANCイヤホンでは対応が困難とされている中高域のノイズを効果的に消してくれる。実際にさまざまな環境で試してみたが、人の声の帯域や生活環境の中で発生する突発的な高周波ノイズが前モデルよりも一段と抑え込まれる効果を実感した。

 さらに、ANCと切り替えながら利用できる外部音取り込み機能(アウェアネスモード)の完成度も高かった。ANCと同様、モードをオンにした時の音の聞こえ方が、とても自然で違和感がない。環境音がクリアに聞こえてくるので、イヤホンを装着していることを忘れそうになるほどだ。

 どちらのモードに設定している状態でも、リスニング中のサウンドにマイクに由来するノイズが乗らないことにも触れておきたい。その理由は高性能なマイクを載せて、ファーウェイ独自のAIセンシングモデルにより、環境ノイズの消音と、再生しているサウンドのバランスを整えることができるからだ。

「新設計デュアルドライバー」による独自のサウンド ボーカルに引き込まれる体験

 ANCの部分でも紹介したが、HUAWEI FreeBuds Pro 5には中高音域と低音域に、それぞれサイズが異なる専用のダイナミック型ドライバーを割り当てる、デュアルドライバーシステムが採用されている。

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新開発のデュアルドライバーを搭載する

 超薄型マイクロ振動板を搭載する中高音域用のドライバーはディティールの描写力に富み、低音域用のドライバーはマグネットユニットを強化して、力強いビートと広大な音場の描写力向上を狙ったと説明されている。それぞれのドライバーに独立したDSP(デジタル信号処理回路)とDACを持たせた、第3世代のオーディオコントロールモジュールを組み合わせることにより、各音域のセパレーションを高めて、同時に歪みやノイズ感を抑えている。

 FreeBuds Pro 5の音質評価は、イヤホンをLDAC対応のAndroidスマホとペアリングして、Apple Musicで配信されている楽曲をリファレンスにして聴いた。この際、ファーウェイ製アプリ「HUAWEI AI Life」または「HUAWEI Audio Connect」の「イヤホンの設定」から「音質を優先」を選択している。これにより、BluetoothオーディオのコーデックがLDACに切り替わり、ハイレゾワイヤレス再生が楽しめる。

 ポップス系の楽曲はキタニタツヤの『青のすみか(Acoustic ver.)』を聴いた。中高域の音抜けが良く、音場の広がりに限界を感じさせない。声の繊細なニュアンスの変化を的確に捉える。ピアノや弦楽器の音色がとてもリアリティーに富んでいる。前世代のモデルよりも音像の立体感がさらに豊かさを増している。

 マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」から『ビリー・ジーン』では、前奏のドラムスとベースによるビートが驚くほどに切れ味が鋭い。音の輪郭が鮮明で、さらに音色が息をのむほどに鮮やかだ。熱量の高いボーカルにも引き込まれる。

 編成の大きなジャズバンドの演奏も確かめた。You & Explosion Bandによる『THEME FROM LUPIN III 2025』を再生すると、空間の奥行きの見晴らしが一段と鮮明さを増したことがわかる。

 力強く安定したベースラインの上に、艶のある金属楽器、煌びやかなマンドリンの音色が豊かに重なり合う。それぞれのパートの演奏がにじまず、1つひとつの楽器の音が明瞭に描かれる。そのスケールの大きさに圧倒された。デュアルドライバーシステムの底力が余すところなく発揮されている。

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