JARCが出張授業『未来を変える!クルマのリサイクル大作戦』を、広島市立瀬野小学校で実施!

日本のクルマは、年間300万台も廃車になっている。改めて知るリサイクルの重要性

文●ASCII

提供: 自動車リサイクル促進センター

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広島県広島市立瀬野小学校の児童と教諭の皆さん

JARC、広島市の瀬野小学校で出張授業

 野生の水棲生物が観察できるほど、美しく澄んだ水質の瀬野川。

 広島県広島市立瀬野小学校は、そんな瀬野川が間近に流れる広島市安芸区瀬野にある小学校です。

 このほど、公益財団法人自動車リサイクル促進センター(JARC)が、クルマのリサイクルにまつわる知識を楽しみながら学べる出張授業『未来を変える!クルマのリサイクル大作戦』を、瀬野小学校で実施しました。

まずはまんがの読み聞かせからスタート

 まずは、JARCによる学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』の読み聞かせからスタート。このまんがは、自動車を買い替えることになった一とある家が、思い出の詰まったクルマのリサイクルを通じて、自動車リサイクルにまつわるさまざまな知識を知っていくという内容です。

 昨今、「SDGs(持続可能な開発目標)」というワードの普及もあり、リサイクルという概念そのものには、児童たちも日頃から親しんでいる様子。内容をしっかりと理解して、時折頷いている児童たちの姿が見られました。

クイズコーナーも用意されました。正答率が高い!

 読み聞かせの後は、JARCの伊藤さんがクルマのリサイクルにまつわる基本的な知識と、自然環境を持続的に維持するために、私たちが心がけるべきことなどを、講座形式で解説します。

廃車になるクルマ、1年でどのくらい?

 例えば皆さん、日本国内では、どのくらいの数の自動車が走っているか、ご存知でしょうか?

 答えはおよそ8000万台! 日本の人口がおよそ1億2000人と考えると、3人に2人は自動車に乗っている計算です。実際には、トラックなどの輸送車や、タクシーなどの旅客自動車も走っていますから、所有率でいうともう少し少なくはなりますが、非常に多くの人が自動車に乗っていることは確かですね。

 では、そのうち1年に廃車になる台数はどのくらいだと思いますか? 答えは、なんとおよそ300万台にものぼります。

 自動車の重量は規格によっても異なりますが、およそ0.7〜2トン程度。仮に平均1.35トンとした場合だと、総重量はおよそ405万トンにもなります。想像もつかないほどの重さですね。

 自動車のボディは工業製品に欠かせない鉄、アルミ、銅といったベースメタルを大量に含んでいますから、いかに適切なリサイクルが重要なのかを知らされます。405万トンもの資源、単純に廃棄するのと、再利用するのとでは、環境的にも経済的にも、非常に大きな差となって現れるでしょう。

鉄インゴッドの重さに驚き!

鉄、銅、アルミのインゴッドをリアルに体感する児童たち。見守るのは自動車リサイクル博士

 授業では、実際に廃車になった自動車から出たベースメタルや、それを再利用する前段階として再加工された鉄、銅、アルミのインゴッドに、児童たちが触れられる機会も用意されました。特に鉄と銅のインゴッドは、ものすごく重い! その重量感に、目を丸くして驚く児童たちの姿が印象的です。

 授業の後半では、JARCの公式マスコット「自動車リサイクル博士」も登場! 児童たちの体験を見守りつつ、会場を賑わせてくれました。

自動車リサイクル博士、児童たちに大人気!

 2時間の授業はあっという間に過ぎ、児童たちはレポートのまとめに入ります。少しだけ覗かせてもらうと、「クルマをリサイクルする際に細かく分解することに驚いた」や「リサイクルの大切さがわかった」といった感想が多く見られました。

 ところで、こうした課外授業のときって、いつもと違う授業が楽しいものですよね。ちょっとみんなで騒ぎ過ぎて、先生に注意されてしまった……なんて思い出はないでしょうか?

 瀬野小学校の児童の皆さんは、しっかりと読み聞かせに聞き入り、途中のクイズコーナーや自動車リサイクル博士の登場では大いに盛り上がり、レポートはまた静かに集中してまとめ……と非常にメリハリのついた授業態度で、感心してしまいました。

 冒頭に書いたように、瀬野小学校は美しい自然環境が豊かな場所ですから、環境維持に密接に関係するリサイクルにも、自然と強い関心を持ちやすいのかもしれません。JARCの出張授業、今回も大成功での終了となりました。

じっくりと考えながら、思い思いの感想をレポートにまとめていきます

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