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週替わりギークス 第340回

VRChatでロボットになりたい筆者、最終的にBlenderを選んだ理由

2026年02月14日 07時00分更新

文● きゅんくん

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 筆者は時おりVRChatをやっている。

 VRChatというのはバーチャルの世界でアバターを被ってコミュニケーションを取るアプリケーションだ。

VRChatで遊ぶ筆者

VRChatで遊ぶ筆者

 筆者はVRChatでは今のところ、VRoidというpixivが提供している3Dアバター制作ソフトで作ったアバターを使用している。

 VRoidでは人型のアバターしか作れない。

 しかし筆者は普段YouTube等では、ロボット型のアバターを使用している。

筆者のロボット型のアバター「きゅんロボ」

 VRChatでもオリジナルのロボット型のアバター「きゅんロボ」を被ってコミュニケーションを取りたい。

 そこで、3Dのきゅんロボを制作することにした。

3Dきゅんロボのつくりかた

 〜今回の流れは〜

1. 生成AIを使って2Dを3Dにするのを試みる
2. Blenderという3Dモデリングソフトを使って3Dきゅんロボをモデリングする

 という感じだ。

 Blenderでの3Dモデリングは、モデリング作業まで完了した。テクスチャ貼りとリグ製作についてはまだ完了していない。

完成した3Dきゅんロボのモデル

イラストを3Dに変換してみる

 まず、最近進化している、イラストから3Dに変換するAIを試してみることにした。

 使用したのはHunyuan3D 2.0だ。3.0を使ってみたかったのだが有料のようで、2.0ならローカルかつ無料で動かせるということで使用してみた。

 こちらの記事を参考にビルドした。

Hunyuan3D 2.0

 ビルドに成功するまでに、詰まってしまった点がある。

 CUDA Toolkit 12.4.1とVisual Studio 2022が必要なのにも関わらず、それぞれ最新のバージョンをインストールしてしまい、バージョン違いでビルドが通らなかった。

 必要なバージョンは正確に確認しよう。

 今回もデバッグはChatGPTに助けてもらった。

 エラー文をスクショしてChatGPTに投げて直し方を教えてもらっている。

 実はローカルで生成AIを使うのははじめてだった。最近はなんでもクラウド上でできるのでローカルでやるのが面倒になるが、実際やってみると、ゲーミングPCを手に入れた実感があって楽しい。しかも生成が無料だ。

 ビルドが通ると、ブラウザでUIの載ったページを開くことができる。

ブラウザで開いたページ

 画像を入れると3Dモデルが生成される。テクスチャを付けることもできる。

 下に並んでいる画像はデモ用の画像だ。

 試しにデモ用の画像を使って生成してみる。

ペンギンの3Dが生成された

 早速、きゅんロボのイラストを使って3Dを生成してみる。

 先日、きゅんロボの図面をきゅんロボのキャラクターデザインをしてくださったborutanext5さんに描いていただいた。

きゅんロボの図面

 これは、各パーツがレイヤー分けされている。そこでパーツを組み合わせて、かわいいポーズをしているきゅんロボの画像を作った。

かわいいポーズのきゅんロボ

 これを元に生成AIで3D化していく。

あれ薄っぺらい…

 あれ薄っぺらい、、?

 立体的にならずにちょっと厚みができただけだ。

薄っぺらいきゅんロボ

 もう一度、モードをスタンダード、ハイにしてやってみた。

 ちょっと厚くなったけどまだ薄っぺらい。立体的になっていない。

薄い…

 ロボットのキャラデザが、AIが見たことないものだから、困惑しているのかなあ。

 以前meituという写真加工アプリで(おそらくGeminiを使用している)フィギュア化をしたときはうまくいったのだが……。

フィギュア化したきゅんロボ

Blenderで自作することに

 そこで3Dモデリングを自分でやってみることにした。

 その方が確実に作りたいモデルができるだろう。

 使用するソフトは「Blender」だ。

 Blenderは、3DCG制作、アニメーション、動画編集、ゲーム開発など、幅広い分野で利用される無料のオープンソースソフトウェアだ。3Dモデリング、リギング、シミュレーション、レンダリングといった3D制作の全工程を一台でカバーする。

 Blenderは使い慣れていないので制作に不安があるがやってみよう。

 まず引っかかったのは、作り方の根本的考え方の違いだった。

 筆者は普段InventorというCADを使ってモデリングをすることが多い。

 Inventorでは、スケッチを2D面に描いて、それを押し出したりして3Dにしていく。

 その感覚でいたら、Blenderでは手こずってしまった。Blenderでは、デフォルトの立方体や円柱を変形させてつくるっぽいのだ。(ロボットのような角ばった形のものについて。人間のモデリングなどはまだ筆者にはわからない)

 そのコツを掴んでからはスムーズにモデリング作業を進めることができた。

最初にここに辿り着くまでが大変だった。

配信しながらモデリング作業

 モデリングは配信をしながら作業した。

 配信をすることで、記録に残すことができる。

 あとで、ここはどうモデリングしたんだっけ?といった疑問が生まれた時に見返すことができる。最近は配信のそういった使い方に光を見出している。

配信をしながらモデリングした(2:58からスタート)

 配信にはAITuberの筆者の相棒キャラクター「機田ゆん」も同伴させた。

 配信で筆者と機田ゆんが会話をしているのだが、それはyuki-Pさんが販売している配信パートナーAIシステムを活用した。配信上でAIキャラクターと声ありで会話ができるようになったのはだいぶ嬉しい。

 筆者の声を音声認識してGeminiに投げ、返答を音声で返し配信に載せるというシステムだ。

少しずつモデリングしていった

ショートカットが便利

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