STYLE-14FH128-U5-UCRXMをレビュー
大学生のPCはこれで決まり!? 4年保証で1kg未満の14型ノートPCが15万円台はこのご時世でお手頃すぎる
2026年02月19日 10時00分更新
性能は一般用途なら十分高水準
ノートPC購入後の学生生活4年のあいだ使い続けると仮定した場合、4年後でも十分通用する性能を持っているのかは気になるところだろう。
STYLE-14FH128-U5-UCRXMのCPU、「Core Ultra 5 125U」は、高性能なPコアを2基、電力効率が高いEコアを8基、省電力なLPEコアを2基搭載する12コア/14スレッドのマルチコアCPUで、最大動作クロックは4.3GHzに達する。加えて、AI処理を担うNPU (Neural Processing Unit) も搭載している。
3DCGレンダリングや動画エンコードのような負荷の高いマルチスレッド処理には向かないものの、Pコア自体の性能はとても高く、一般的な用途であればとても快適に、しかも省電力に動くという性格のCPUになる。とはいえ、CPUの地力は気になる。そこで、「CINEBENCH 2024」を用いて、STYLE-14FH128-U5-UCRXMのCPU性能を見てみよう。
結果はマルチコアテストが412pts、シングルコアテストが93pts。正直なところ、マルチコアはあまりふるわない数値ではあるものの、シングルコアの93ptsはAMDのデスクトップ向けCPU「Ryzen 5000シリーズ」と同等以上のスコアーなので、ノートPCとしては立派な数値だ。省電力なモバイルノートPCではあるが、このシングルコア性能なら多くの場面で十分な処理速度が得られるだろう。
画面描画を担当するGPUはCPU内蔵のIntel Graphics。GPUパワーを要する高度なクリエイティブ作業や3Dゲームの実行は荷が重いものの、最新動画コーデックのハードウェア支援機能を備え、一般的な用途であればまったく問題なく快適に動作するGPUだ。
システムメモリーはDDR5の16GB(オンボード:8GB+SO-DIMM:8GB)を搭載。16GBは快適にパソコンを動作させる1つの目安とされる容量で、16GB以上であれば大抵の作業は快適に実行できる。学生が頻繁に使用するであろうオフィスアプリやWebブラウジングなども十分快適に動作する。
とはいえ、IT業界は日進月歩。在学中に16GBでは足りなくなるようなキラーアプリやソリューションが出現するかもしれない。しかし、STYLE-14FH128-U5-UCRXMならSO-DIMMスロットを1基備えるので、そのモジュールを交換すれば増量できる。
では、実際のアプリケーションに近い負荷でPC全体の性能を測る「PCMark 10」(Ver.2.3.2909)で、PCとしての総合性能を見てみよう。
総合スコアーは6468。その内訳はアプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が8241。表計算や文書作成のオフィスアプリ性能を測る「Productivity」が14632。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation」(DCC)が6090だった。
GPU性能に左右されるDCCが伸びていないのは仕方ないとして、Productivityがとても高いスコアーを得ている点に少し驚いた。このProductivityスコアーは最新世代のミドルレンジデスクトップゲーミングPCを上回るスコアーで、STYLE-14FH128-U5-UCRXMが文書作成や表計算の作業にとても向いていると示しているかのようだ。
まさに、学生向けパソコンにふさわしい結果といえるだろう。このスコアーが出せるのであれば、今後数年ほどで性能が陳腐化するとは考えにくく、4年といわず当面は十分快適なパソコンライフを送れるだろうと期待を持たせる結果となった。
加えて、ストレージには1TB SSDを標準搭載。1TBという容量は快適にパソコンを使うための1つの目安とされている。では、速度はどうだろうか? そこで、定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 8.0.4」で、SSDの転送速度を計測してみた。
結果はシーケンシャルリードが約6113MB/s、シーケンシャルライトは約5318MB/s。十二分に高速で、実際に使っていてもWindowsやアプリの起動時間に不満を感じることはなかった。
そのほか、STYLE-14FH128-U5-UCRXMはWi-Fi 6Eの無線LANを搭載。対応無線LANルーターを用意できれば、ほか端末と混線する可能性の低い高速で安定した無線ネットワークを構築できる。オンライン授業やオンライン面接など、回線の不安定さが許されない状況でも安心して利用できる。もちろん、Bluetoothも使える。



















































