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マカフィー・セキュリティ情報局 月例アンケート2025年10月

フリマサイトに潜む詐欺の影! 取引相手との連絡を怠ってはいけません

2025年11月23日 19時00分更新

文● せきゅラボ

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ネットオークションやフリマサイトにも詐欺師は潜んでいます

気軽に安く入手できる(かもしれない)サービスですが……

 X(Twitter)アカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2025年10月分のアンケート投稿から、今回は「ネットオークションやフリマサイトにまつわるセキュリティクイズ」をピックアップしました。それではどうぞ!

【今月のクイズ】
便利なネットオークションや
フリマサイトに潜む詐欺の影😈

インターネットオークションやフリマサイトを用いた詐欺によって、商品が届かない、代金が振り込まれない……といったトラブルが発生しています🚨

Q. 被害にあった後、避けるべき行動はどれ❔

1. 情報漏洩防止…取引相手とのやり取りをやめる……53.3%
2. 取引相手の情報などの関連資料をメモ……0%
3. 運営会社の相談窓口へ連絡……33.3%
4. 最寄りの警察に通報・相談する……13.3%

 セキュリティクイズへのご参加、ありがとうございました! 今後もクイズ形式のアンケートなどが投稿されますので、見掛けた際はぜひチェックしてみてください!

 さて、発売直後に大騒ぎとなったNintendo Switch 2や各種トレーディングカードの例を挙げるまでもなく、ネットオークションやフリマサイトは利用次第で高額転売・詐欺被害に遭う場所でもあります。

 「指定口座に振り込んだが物品が送られてこない」「届いたと思ったら説明と異なるモノだった」といったトラブルが多発しており、たいてい相手と連絡が取れなくなります。

 国民生活センターの発表によると、いわゆる「フリマサービス」に関する相談は2023年度だけで5312件、平均契約購入金額は18万8973円です。「販売方法・手口別にみた相談の特徴」ランキングにおいてはフィッシング(9位)や偽サイト(10位)などと並んで17位に付けています。

取引相手への連絡は止めちゃダメ!

 答え合わせをしましょう。正解は1の「情報漏洩防止…取引相手とのやり取りをやめる」でした。フィッシング被害とは異なり、相手との連絡を止めてはいけません。

 警察庁の「オークション詐欺・フリマサイト詐欺対策」によると、「内容証明・配達記録を付けた債務履歴を求める書類を送達し、取引相手の存否について確認してください。この郵便物が不受理又は宛先不明で戻ってきた場合など、詐欺の疑いがある場合には、最寄りの警察署に相談」とのこと。まずは詐欺の疑いで警察が捜査を始められる状況を整えることが重要です。

 そのほかの選択肢「取引相手の情報などの関連資料をメモ」「運営会社の相談窓口へ連絡」「最寄りの警察に通報・相談する」は、それぞれ詐欺被害に遭った際に必要な行動です。

 対策としては、当該オークションやフリマサイトにおける相手の評価を必ず確認して、広範な取引相手から好意的な評価を受けている人だけを取引対象にしましょう。商品に目を奪われがちですが、個人間の取引では商品よりも相手のほうが重要です。

 今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートやクイズを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!

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