チームの協働を支える「AIアシスタント」は2026年初頭に一般提供予定

会議後の「タスク作成」はAIにお任せ Backlogにチームの共有漏れを防ぐAIアドオン

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 ヌーラボは、2025年11月14日、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」におけるAI機能群として、会議内容からタスクを自動で抽出・起票する「AI バックログスイーパー」を提供開始した。ヌーラボとABEJAの共同開発により生まれた機能で、有償のBacklogアドオンとして提供される。

 AI バックログスイーパーは、会議後のToDo整理やタスク起票の入力作業を自動化し、プロジェクトの「抜け漏れ」や「共有の遅れ」を防ぐAI機能。会議の議事録や音声・テキストを自動解析し、そこから関連するタスクを抽出・登録・更新する。さらには、AIが遅延リスクを検知してアラートを出してくれる。

 Google Meetに対応しており、近日中にMicrosoft Teamsもサポートされる。

 チームの“起票フェーズ”を支援するAI バックログスイーパーに対して、“運用フェーズ”を支援する「Backlog AI アシスタント」も、2026年初頭に一般提供を開始予定だ。Backlog上の課題やWiki、ドキュメントを横断的に参照し、チャット形式で情報整理やレポート作成を支援する機能であり、現在、β版で得られたフィードバックを基に開発が進められている。

「Backlog AI アシスタント」と「AI バックログスイーパー」の比較表

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