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ファーウェイ通信 第255回

本格ダイビングウォッチとしての機能はさらに強化

これぞファーウェイ製スマートウォッチの最高峰! 「HUAWEI WATCH Ultimate 2」レビュー

2025年11月18日 12時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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eSIM対応でウォッチ単体でモバイル通信が可能!
イヤホン無しで通話可能 雑踏の中でもクリアに声を伝えられる

 eSIM対応による、ウォッチ単体でのモバイル通信機能も特長のひとつだ。

 これにより、HUAWEI WATCH Ultimate 2ではペアリングしているスマホが手元になくても、単体での音声通話やSMSメッセージの送受信、データ通信が可能。eSIMは公式の「HUAWEI Health」アプリ(Android/iOSに対応)から導入する。なお、スマホと同じ番号で待ち受けできるワンナンバー契約には非対応となる。

HUAWEI Watch

eSIMはHUAWEI Health経由で追加する

 今回はeSIMでの音声通話をテストした。HUAWEI WATCH Ultimate 2にはマイクとスピーカーが内蔵されており、別途ワイヤレスイヤホンやヘッドセットを用意せずとも通話が可能。特にマイクはAIノイズキャンセリング技術で騒がしい場所からの通話でも、クリアな音声が相手に伝えられるということなので実際に試してみた。

HUAWEI Watch

実際に電話がかかってきたところ。さらにスピーカーとマイクが内蔵されているので、ウォッチだけで通話が完結する

 そのテスト結果としては、手首をそれほど自分の顔に近づけなくても胸あたりにまでわずかに持ち上げるだけで、スピーカー経由で相手の声が非常にクリアに聞くことができた。こちらの声も同様で問題なく相手に伝わる。

 さらに意地悪気味なテストとして、背景で音楽をかなり大音響で流した状態でHUAWEI WATCH Ultimate 2から通話して、相手のスマホ側でどう聞こえるか試した。テスト相手によると「声はクリアに聞こえるが、背景の音楽はほぼ何も聞こえない。わずかに声に処理が加わっているかなと感じる程度。もちろん通話に問題ない」とのこと。AIノイズキャンセリング技術の効果は確かに高いようだ。

 これならたとえば、繁華街や地下鉄駅のような人混みにいるときに電話がかかってきて、どうしても対応しないといけない相手だった場合、サッと手首だけを持ち上げて通話をして、しかも迷惑をかけることもない。

 最後にバッテリーの持ちについて。HUAWEI WATCH Ultimate 2は、他のファーウェイ製ウェアラブル端末と同様、長時間バッテリーを搭載。節電モードでの通常使用では約11日間、ヘビーユースでは約6日間というバッテリー駆動時間になっている。つまり、多くの場合は週1回の充電で問題なし。「1日1回、充電する必要がある」という(一部の)スマートウォッチの常識は本製品には当てはまらない。

 HUAWEI WATCH Ultimate 2は、ファーウェイ公式オンラインストアや家電量販店、ECサイトですでに発売中。市場想定価格は、ブルーが17万4680円、ブラックが14万1680円。ダイビングを趣味にしている、または究極性能のスマートウォッチが欲しいといった人にとって、ぜひ注目してほしい製品だ。

 

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