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ビジネスデータとAIをつなぐCData Connect AI

悩ましいデータ活用の課題をAI × MCPが解決 ビジネスパーソンがAIとの対話で「価値」にたどり着く世界へ

大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元

提供: CData Software Japan

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次世代のバイブクエリを実現し、ガバナンスの課題も払拭する

 CData Connect AIでデータとAIがつながった先に見える次世代のクエリが「バイブクエリ」だ。最近流行している「バイブコーディング」のクエリ版とも言える概念で、今までのようにSQLを書かずとも、LLMとチャットしながらインサイト(洞察)を得ていく方法。「バイブクエリなので、自然言語で知りたいことをどんどん探索していける。データを用意する側も、より付加価値の高い分析に専念できます」とCData Connect AIのプロダクトマネージャーの浦邊 信太郎氏は語る。

SQLを書かないバイブクエリが企業を変える

 SQLではなく、自然言語を利用できるバイブクエリは、データ分析の民主化を意味するワードでもある。データ分析やツールのスキルがない現場の営業マンやマーケターも、ビジネス課題に直結したインサイトを自由に引き出せるわけだ。こうなると、現状把握や仮説検証などアドホックなクエリはAIがカバーし、BIツールはKPIの達成率を定期的に追うような用途に限定されるのかもしれない。いずれにせよ、AIはデータ分析においてもゲームチェンジャーになるわけだ。

AIが活用できる分析領域とは?

 AIが必要なデータにたどり着きやすくなる仕組みとしては、「バーチャルデータセット」という機能がある。ユーザーや利用できるテーブルやアプリをワークスペース単位で切ったり、複数のデータソースを統合したビューをあらかじめ設定することが可能。また、データのクエリ結果を外部DBにキャッシングできるので、主要なデータをキャッシュしておけば、APIのリミットに抵触しづらくなる。

 CData Connect AIでもう1つ実現されるのが、AIガバナンスだ。CDataのグローバルの調査では、42%の企業がプライバシーやセキュリティのリスクを理由に、2025年にAIプロジェクトのほとんどを中止しているという。さらに67%がセキュリティの懸念でAIプロジェクトの遅延を報告している。「AIやMCPがいくらよい技術でも、セキュリティリスクが存在していれば、ユーザーは導入しない」ということだ。

AIガバナンスに大きな課題

 その点、CData Connect AIはリモートMCP経由でのアクセスをすべて統合管理できる。利用するユーザー、書き込み、読み込みなどの権限などのコントロールが可能になるだけではなく、ユーザーごとにMCPからコールされたクエリ状況の確認、データアクセスのロギング、監視まで行なえる。「CData Connect AI独自で、AIエージェントごとに書き込みや更新の権限を制御することができます」(杉本氏)とのことで、AIガバナンスの課題に対して対応している。

これからのインターフェイスはAI 必要なデータをAIに届けたい

 CData Connect AIは2025年10月9日にリリースされたばかり(関連記事:生成AIと300種以上の業務データを5分でつなぐ CDataから「マネージドMCP基盤」)。少ない工数でビジネスデータとAIをつなぎ、ビジネス部門から手軽にAI活用が可能になる。1ユーザー、1データソースから利用できるシンプルな料金プランで提供される。

 杉本氏は「ドライバーやクラウドサービス、仮想化など手段はいろいろあれど、ユーザーのツールにデータを届けるというCDataの思想は共通しています。今まではDWHやBIツールだったのですが、これからのインターフェイスはAIになります。ここにデータを届けたいと考えています」と語る。

■関連サイト

AI × ビジネスデータ が変える働き方の未来・マネージドMCP『CData Connect AI』ローンチセミナー

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