近年、官公庁や自治体の採用活動は大きな転換期を迎えています。
かつては「安定した職業」として高い人気を誇った公務員職ですが、職業の多様化や社会全体の変化に伴い、若手応募者は減少傾向にあります。さらに採用後の離職率も上昇しており、20代〜30代では過去の2倍近い水準に達しているといいます。
こうした課題は全国的に顕在化し、地域の行政運営にも影を落としています。特に地方都市では、必要な人材を確保できないことが、住民サービスの持続性や地域社会の活力といった重大な問題に直結する状況を生みつつあります。
株式会社パブリックコネクトがZoom導入前に抱えていた課題:官公庁や自治体向けの採用プラットフォームを運営するにあたって、オンラインでスムーズに面接や面談を行う仕組みへの切り替えが必要だった。応募者・採用担当者双方の負担を軽減し、採用活動を効率化するためには、誰もが安心して使えるシステムの導入が不可欠だった。
公務員には希望がある。「パブリックコネクト」の誕生
こうした状況を受けて誕生したのが、官公庁・自治体に特化した採用プラットフォーム「パブリックコネクト」です。代表取締役の平田祐太郎氏は、大手IT企業やスタートアップで公共領域に関わり続けた経験を持ち、かねてより「官公庁の仕事は面白く、職員の可能性はもっと広がるはずだ」と確信していました。
パブリックコネクトは採用プラットフォームとして、官公庁が自ら求人情報や動画、ブログ記事を発信でき、求職者が官公庁の魅力を直接知ることができる仕組みを備えています。これまで出会うことが難しかった「潜在層」へのリーチも可能で、公共の可能性を広げるプラットフォームとして機能することが、サービスの大きな特徴です。
採用活動に求められる「信頼性」と「効率」
サービスの立ち上げ当初、オンラインでの採用活動には避けて通れない課題がありました。それは「面接や面談をいかにスムーズに行うか」です。応募者にとって、採用面接は人生を左右する大切な場面であり、通信の途切れや操作の不明瞭さは、不安や不信感を生むだけでなく、採用活動全体の効率化の妨げにもなり得ると感じていました。
この課題を解決するために選ばれたのが、Zoom ISVパートナープログラムを通じてZoom Meetings を組み込む仕組みでした。ネームバリューの高さ、直感的な操作性、安定した接続環境が、応募者と官公庁双方の心理的負担を和らげ、信頼できる面接体験の提供につながります。
株式会社パブリックコネクトの導入ソリューション:Zoom Meetings(ISVパートナープログラム)
「実際にZoom Meetings を組み込んで以来、利用方法に関する問い合わせはほとんど発生していません。応募者も採用担当者も、面接時に発行される固有のURLをクリックするだけで簡単に参加できます。面談をする人にとって、余計な不安は0.1%でも取り除きたいと考えていたので、誰もが知っているZoomの導入は、正解だったと思います」(株式会社パブリックコネクト 代表取締役 平田祐太郎氏)
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