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リアルイベント「Zoomtopia On the Road Japan」より

「ZoomのAI」が、すごい勢いで使われ始めている。

文●貝塚/TECH.ASCII.jp

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Zoom Communityコーナーも。Zoomでは、Zoomを熟知して魅力を発信するアンバサダーを「コミュニティリーダー」として認定している

「精度高い」と評判 “ZoomのAI”

 近年のZoomは、クラウドPBXサービス「Zoom Phone」や収益向上のためのインテリジェンスツール「Zoom Revenue Accelerator」といった、AI機能を組み込んだ/活用したツールで存在感を強めており、今回のブースやセッションもこちらの内容が中心。

 用途は企業によってさまざまだが、たとえば、全社で社用電話を一般的な電話回線からZoom Phoneへと置き換え、顧客や商談先との通話をデータベースに記録。記録された音声ファイルを、Zoom Revenue Acceleratorに組み込まれたAIで自動的にテキストデータへと変換し、要約した上でCRM(顧客関係管理システム)などに連携するといった使い方が一般的だ。

NECグループでは、2017年から段階的にZoomソリューションの導入を拡大し、ワークスタイルを変革し続けてきた。2025年には、国内グループ全社11万人規模のZoom Phone導入を発表している

 こうしたZoomソリューションの使い方をしている企業担当者からは、「ZoomのAIは文字起こしや要約の制度が高く、客観性を伴ってビジネスのデータを保全できる」「データベースを検証し、業務改善に役立てられている」といった声を多く聞く。

会場には、Zoomソリューション導入企業のパネルも展示された

 リアルイベントに多種多様な業界関係者が集まるのも、Zoomが、“AIによるDX化を目指す企業が、まず注目する存在”へと進化しているからだからだろう。会場で関係者たちが口にする言葉からは、「ZoomのAI」に対する強い信頼が感じられた。

 なおTECH.ASCII.jpでは、Zoomtopia会場で、さまざまな企業でZoomソリューションの導入に携わった担当者への取材を行った。その内容は近日、レポート記事として掲載する予定だ。

ランチミーティングの時間も設けられた。写真はオリジナルのマカロン

終幕後のネットワーキングでは、軽食で乾杯!

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