ASUSは8日、ゲーミングブランドRepublic of Gamers (ROG)の新製品内覧会を都内で実施。初音ミクコラボ製品のほか、ディスプレーとミニPCの新製品を発表した。
内覧会には、モニター紹介系Youtuber「モニ研」氏、プロゲーミングチームVARRELの「NICO」選手、ホラーゲーム系ストリーマーの「柏木べるくら」氏がゲストとして参加し、各製品を実際に使った感想を語った。
コンパクトな筐体に究極のパワーを凝縮した
「ROG NUC (2025)」
ゲーマー、ストリーマー、そしてクリエイターのために設計された、次世代のコンパクトゲーミングPCが「ROG NUC (2025)」だ。わずか3リットルの小型筐体に、デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスと最先端のAI機能を詰め込んだ、ミニPCの概念を再定義する一台となる。
ハードコアゲーミングを実現する性能
ROG NUC (2025)の心臓部には、Core Ultra 9 275HXが搭載されている。最大24コアを誇るインテルの最新CPUは、前世代を最大18%上回る性能向上を実現し、AIエンジンNPUによるスマートで高速な処理能力を提供する。
グラフィックスには、GeForce RTX 5080 Laptop GPUを採用。AIを活用した超解像技術「DLSS 4」はフレームレートを最大8倍に向上させ、システム遅延を最大75%削減する「NVIDIA Reflex 2」との組み合わせにより、高解像度設定でも滑らかで応答性の高いゲームプレイを可能にする。これにより、AAAタイトルの美しい世界から、一瞬の反応が求められる競技シーンまで、あらゆる要求に応える。
高性能を小型筐体で実現する鍵は、冷却システムの「QuietFlow」だ。3基のファンとデュアルベイパーチャンバーを組み合わせたこのシステムは、高負荷時でもCPUとGPUを効率的に冷却する。
その結果、ゲーム「サイバーパンク2077」を高設定でプレイ中の騒音レベルは38.3dBAと、静かなオフィス(40dBA)以下に抑えられている。アイドル時には24.9dBAというささやき声(30dBA)よりも静かなレベルを実現し、プレイヤーは騒音に邪魔されることなくゲームの世界に没頭できる。
機能美を追求したコンパクトデザイン
ROG NUC (2025)は、わずか3リットル(28×18.9×6cm)という、家庭用ゲーム機よりもさらにコンパクトなサイズを実現。これにより、デスク上のスペースを最大限に活用できる。
デザインは機能性を追求しており、工具を使わずにメモリーやストレージをアップグレードできるツールレスシャーシを採用。1本のサムスクリューを外すだけでケースがスライドし、内部コンポーネントに容易にアクセスできる。また、ASUS Aura Sync対応のカスタマイズ可能なARGB発光が、ゲーミング環境を鮮やかに彩る。
プロレベルの接続性と拡張性
コンパクトながら、接続性は妥協していない。超高速通信と低遅延を実現するインテル Killer Wi-Fi 7を搭載し、オンラインゲームでの優位性を確保する。
映像出力はHDMI 2.1、DisplayPort 2.1、そしてThunderbolt 4ポートを介して、ネイティブで最大5台の4Kディスプレーを同時に駆動できる。さらに8K解像度にも対応しており、ゲーミングだけでなく、ストリーミングやコンテンツ制作においても広大な作業領域を提供する。









