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「STYLE-14FH130-i5-UHCX」をチェック

今どき珍しい? バッテリー着脱・交換可能な14型ノートPC、長く使いたい人も安心!

2025年07月08日 11時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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省電力タイプのCPUながらパフォーマンスは十分

 評価機の場合、CPUは第13世代のCore i5-1334U プロセッサーが採用されていた。同プロセッサーは、性能重視のPコアを2つ、高効率のEコアを8つ備えており、省電力と高性能を両立しているのが特徴。グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスで、メモリーは8GB、ストレージは500GBのNVMe対応M.2 SSDという構成だった。

 そこで、実際にどのくらいのパフォーマンスがあるのか、いくつかベンチマークテストを実施して性能を測ってみることにした。なお評価機はメモリーが8GB×1のシングルチャネルという構成で、BTOでは16GB(16GB×1のシングルチャネル、または8GB×2のデュアルチャネル)に増設することが可能。メモリー構成によってベンチマーク結果も変わってくると思われるので留意してほしい。 

 まずCPU性能をざっくり把握するため「CPU-Z」のベンチマークを実施したところ、シングルスレッドが682.4、マルチスレッドが3724.5という結果だった。省電力タイプのプロセッサーとはいえ、現役世代だけあってパフォーマンスは十分高いことが分かる。

CPU-Zの結果

 続いて、パソコンの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMark 10」を実施してみたところ、次のようになった。

PCMark 10の結果

PCMark 10の結果
総合スコア 4809
Essentials 8241
Productivity 6609
Digital Content Creation 5542

 快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っている。

 オンライン会議や文書作成のような日常・ビジネス用途はもちろんだが、軽めの画像編集や動画編集のようなクリエイティブ系の用途にもある程度対応できる性能を持っていることがわかる。

 次に、「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしてみた。

TimeSpyの結果

Fire Strikeの結果

Night Raidの結果

3DMarkの結果
テスト 総合スコア グラフィックススコア
Time Spy 923 812
Fire Strike 2134 2421
Night Raid 9104 9474

 内蔵GPUかつシングルチャネルメモリーということもあって、スコア自体はそれほど高くないが、一般的な用途には十分な性能を持っていることが分かる。

 このほか、ストレージやバッテリーの性能もチェックしてみた。ストレージはPCIe4.0x4レーン接続のNVMe対応SSDが採用されていたが、CrystalDiskMarkでチェックしてみたところ、シーケンシャルリードが3500MB/s前後と高速。データの読み込みや書き込みが速いので、サイズの大きなファイルを扱う際も快適に作業することができるはずだ。

CrystalDiskMarkの結果

 バッテリー駆動時間は、標準バッテリーの場合、カタログスペックでは動画再生時3.8時間、アイドル時 6.0時間(JEITA3.0準拠)となっている。そこで、ディスプレーの明るさを50%に設定し、バッテリー駆動時の電源モードを「最適な電力効率」にセットしてYouTubeのフルHD動画をフルスクリーン再生させたところ、公称値を大きく超える6時間51分の連続駆動が可能だった。

 大容量バッテリーなら、さらに長時間の駆動ができると思われる。使い方や設定によっても変わってくるが、軽めの作業なら標準バッテリーでも電池持ちを必要以上に気にせず使うことができそうだ。

Control Centerの画面。バッテリー充電量を80%で止めて劣化を緩やかにする機能が搭載されている。充電を止める容量や充電を開始する容量は、ユーザーが任意に設定することも可能

第13世代インテル Core i7 プロセッサーを搭載した上位モデルが販売中

 7月7日現在、今回のレビュー機となる、第13世代インテル® Core i5 プロセッサーを搭載したモデルは完売となっているが、第13世代インテル Core i7 プロセッサーを搭載した上位モデルが販売中だ。

 第13世代インテル Core™ i7 プロセッサーを搭載した上位モデルは、質量1.40kgという軽量ボディーに、省電力&高性能プロセッサーや着脱式バッテリー、プライバシーシャッター付きWebカメラ、Copilotキーなどを搭載。

 11万4800円~という価格で販売されておりコスパも良好でおすすめできる。手頃で高性能なノートパソコンを探している人や、使い勝手のよいノートパソコンを探している人は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。

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