「Backlog同盟」で社内を変革。ワイン商社フィラディスが実現した、情報共有基盤の構築と外部連携のスムーズ化

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ヌーラボが提供する「Backlog」が、ワインインポーターのフィラディスに導入された。

 導入後、社内での業務課題解決を目的とした段階的な活用が進み、問い合わせ対応における情報漏れ防止やクレームの抑制を実現。現在、「Backlog同盟」と呼ばれる活用チームの数が増加し、外部パートナーとの連携も円滑に進んでいるという。これにより、フィラディスは業務品質の向上を遂げた。

 フィラディスでは、以前のタスク管理がメールやチャット、口頭を通じて行われ、情報が分散していたため、対応漏れや進捗管理の課題が発生していた。ワインの保管倉庫を移転するプロジェクト開始を契機に、タスク管理ツールとしてBacklogを導入。Backlogは期日や進捗の可視化が容易で、社内外問わず使用しやすい点が評価され、選定されたという。

 導入後は、電話代行サービスやウェブ経由の連絡をBacklogに自動記録する仕組みが構築され、問い合わせ対応における抜け漏れの防止と、対応状況の可視化を実現している。

 また、倉庫移転プロジェクトを通して、Backlogによるタスクの透明性が外部との共通理解を促進し、理想的なコラボレーション体制の実現に寄与した。特に大人数の部署での導入が功を奏し、タスク管理の効率化や業務負荷の平準化を促したことが、社内全体の業務改善につながっているという。

 フィラディスの情報システム部高木氏は、「Backlogを単なるツールにとどまらず、情報共有の中核として全社基盤として運用することを目指したい」と語る。

 Backlogを提供するヌーラボは、今後の労働環境の多様化に対応した「チームワークマネジメント」の重要性を強調し、あらゆる規模や業種のチームが有効に利用できるサービスとして、Backlogの改善と普及を進めていく予定だとしている。

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