ファーウェイ通信 第242回
四角い文字盤で情報見やすい、でも機能的には上位機と基本同等!
心電図対応&長期間バッテリー持ちのファーウェイ製スマートウォッチに新スタイル! 「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」レビュー
2025年05月27日 13時00分更新
心電図(ECG)測定や睡眠モニタリングなど
ヘルスケア機能も大きな進化!
続いて、HUAWEI WATCH FIT 4 Proの健康関連機能を見ていこう。
ヘルスケアでまず注目が集まるのは、心電図(ECG)測定機能の搭載だろう。これは、HUAWEI WATCH GT 5 Proなどと同じ心電図アプリを利用するタイプ。日本のプログラム医療機器の承認を取得している(承認番号:30600BZI00035000)。スマートウォッチに記録された測定データをPDFなどの形式で共有することも可能だ。
測定方法はとてもシンプルで簡単。アプリ一覧から心電図(ECG)アプリを起動し、指示に従って画面右下のボタンに指先でそっと触れ、30秒そのままで待つだけ。HUAWEI WATCH FIT 4 Proを装着した腕をテーブルや膝の上に置いて静止し呼吸を整えたら、測定中は声を出さないようにする必要はあるものの、いつでもどこでも気軽に測定して、結果を確認できる。
定番機能である睡眠モニタリングも、HUAWEI WATCH FIT 4 Proでは機能アップした。以前からあった「心拍数」「呼吸数」「血中酸素レベル」に加え、ここに「心拍変動(HRV)」が追加されているのだ。この変動の大小からストレスのレベルやリラックス状態などをより正確に推定できるようになった。
これらの生理的指標は、過去1週間以上のデータを蓄積しておき、そのデータと直近のデータを比較することにより正確な分析をしてくれる。睡眠の分析機能については、睡眠時の生理的指標以外にも、起床時の身体活動やストレスなどを分析に関連付けることで、精度の強化が図られている。
また、分析結果やそれに基づくアドバイスは、起床時にHUAWEI WATCH FIT 4 Proの画面でチェック可能なほか、HUAWEI Healthアプリでも詳細を確認できる。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、ヘルスケア関連の統合機能「HUAWEI TruSense System」を搭載。睡眠のほか、情緒や心拍数、血中酸素レベル、ストレスなども24時間モニタリング可能だ。
上位モデルのHUAWEI WATCH GT 5 Proとは機能的にはほぼ同等
画面が四角いか丸いか、好みで選んでもいいのでは
ここまで見てきたとおり、HUAWEI WATCH FIT 4 Proでできることは、HUAWEI WATCH GT 5 Proとほぼ同等。違いは、プレミアムな機能性を四角い画面(HUAWEI WATCH FIT 4 Pro)で手に入れるか、丸い画面(HUAWEI WATCH GT 5 Pro)で手に入れるかと言える。ファーウェイの最新機能を搭載したスマートウォッチを、好みのスタイルで選べるようになったのはユーザーには朗報と言えるだろう。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proの市場想定価格は、フルオロエラストマーベルトのブラックとブルーが3万7180円、ナイロンベルトのグリーンが3万9380円。
スタンダードモデルの「HUAWEI WATCH FIT 4」も登場
ジョギングやウォーキングがメインの人に特にピッタリ
なお、HUAWEI WATCH FITシリーズのスタンダードモデル「HUAWEI WATCH FIT 4」も同時に登場している。
1.82型のAMOLEDカラーディスプレーを搭載しつつ、厚み約9.5mmで重量約27gという薄型軽量な本体は、プレミアムモデルと共通。通常使用で約10日間、ヘビーユースで約7日間のバッテリー性能も同様で、ウェアラブル端末を手軽に始めたいユーザーにとっては有力な選択肢となるだろう。
HUAWEI WATCH FIT 4も気圧計と高精度GPSを搭載しており、これらを活用したワークアウト機能を利用できる。等高線入りではないがマップのカラー表示にも対応しており、特にランニングやウォーキングを日課にしている人は重宝しそうだ。また、ヘルスケア機能についても、睡眠や情緒、心拍数、血中酸素レベル、ストレスなどの24時間モニタリングに対応するなど充実している。
HUAWEI WATCH FIT 4の市場想定価格は、フルオロエラストマーベルトのブラック、パープル、ホワイトが2万3980円、ナイロンベルトのグレーが2万5080円。

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