未来のセキュリティを守る鍵! 企業と教育機関の連携が加速

文●フォーティネットジャパン 編集●ASCII

提供: フォーティネットジャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

本記事はフォーティネットジャパンが提供する「FORTINETブログ」に掲載された「フォーティネット、Discovery Education、Verizonがデジタル・シチズンシップ・イニシアチブで提携」を再編集したものです。

 世界的なスキルギャップを埋めるために480万人以上のサイバーセキュリティ専門家が必要とされる中、人材不足に対処するには継続的な協力体制と独創性が求められます。フォーティネットでは、長年にわたってサイバースキルギャップの縮小に尽力すると共に、官民とのさまざまな連携を通じて、世界中のあらゆる年齢層に対してサイバーセキュリティ関連の教育、トレーニング、資格取得の機会を提供しています。

 今月初め、私は米国下院国土安全保障委員会の「パイプラインの整備:米国サイバー人材の現況調査」に関する公聴会において、フォーティネットを代表して証人を務める機会を得ました。我々はこの公聴会で、誰もがサイバーセキュリティの教育とトレーニングを受けられるようにするために、より強力なパートナーシップが不可欠であること、そして、サイバーセキュリティに関する教育を幼少期から開始し、将来のサイバー人材の安定的パイプラインを構築する必要があることを主張しました。

 この度、これら両方のコミットメントを促進する新しい取り組み「デジタル・シチズンシップ・イニシアチブ」において、フォーティネットがDiscovery EducationならびにVerizonと提携することを発表でき、大変嬉しく思っています。

 デジタル・シチズンシップ・イニシアチブは、教育者と生徒に対し、今日のデジタル社会で活躍するために必要なツール、リソース、スキルを無償提供する共同事業です。Discovery Educationは、Fortinet Training Instituteが開発したK-12セキュリティ意識向上カリキュラムが、このイニシアチブを通じて提供すべき貴重なリソースであるという認識の下、受賞歴のあるフォーティネットのサイバーセキュリティ意識向上トレーニングを世界中の教育者と生徒に届けています。なお、調査結果によると、生徒たちはデジタル技術が生活のあらゆる側面に与える影響をほとんど意識していません。

小中高校生向けのフォーティネットセキュリティ意識向上カリキュラム

 フォーティネットは、世界中の教師や管理者が自分自身と生徒の健全なデジタル習慣を確立できるよう、米国、カナダ、英国をはじめ世界各地の学区でセキュリティ意識向上カリキュラムを無償提供しています。教師のために教師が開発したこのプログラムでは、4~18歳の生徒にサイバーセキュリティの基本的スキルを指導し、教室の内外で役立つ重要なデジタルスキルを身につけてもらいます。

 世界各地の生徒は、デジタル環境を正しく使いこなす術を身につけると共に、安全性を維持しながら効果的にオンライン操作を行うための主な方法やスキルを理解する必要があります。フォーティネットのセキュリティ意識向上カリキュラムのレッスンでは、年齢に応じた方法でデジタルセーフティとサイバーセキュリティの指導を行うと同時に、独創性、批判的思考、生徒間の協力を奨励しています。

フォーティネットの取り組みがサイバー人材の育成に貢献

 今回のDiscovery EducationおよびVerizonとの新たなパートナーシップは、トレーニングと資格認定プログラムを通じてサイバーセキュリティ人材のパイプラインを構築し、サイバーに精通した人材を育成するというフォーティネットの取り組みを基盤としています。

 フォーティネットの公式なトレーニングおよび認定組織であるFortinet Training Instituteは、長年にわたり、専門家向けの包括的認定プログラムを通じてサイバーセキュリティのエキスパート育成に尽力する一方、学術および教育機関を対象とした世界規模のパートナーシップの促進にも努めています。これらの取り込みは、サイバーセキュリティに関する正しい知識を幼少期から育むことで、次世代のサイバーセキュリティ人材を養成し拡充することを目的としています。

デジタル・シチズンシップ・イニシアチブについて

 デジタル・シチズンシップ・イニシアチブなどの提携事業は、世界中の生徒がサイバーセキュリティを正しく認識し、職業としてのサイバーセキュリティの価値を理解する上で不可欠な存在です。

 こちらの取り組みについて詳しくは、digitalcitizenship.discoveryeducation.comをご覧ください。

■関連サイト