『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』を小学校や公共図書館、児童養護施設に寄贈
「役割を終えたクルマ」はどうなる? 横浜市立南図書館で、車のリサイクルに関する学習まんが贈呈式
提供: 自動車リサイクル促進センター
学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』
横浜市立南図書館で贈呈式
株式会社角川アスキー総合研究所は、公益財団法人自動車リサイクル促進センター(JARC)が発行した小学生向け学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』の贈呈式を、横浜市立南図書館で開催しました。
本書は、家族で乗っていた愛車を手放すことになった車田一家が、「別れ」をきっかけに自動車のリサイクルに関わる現場を巡る冒険を描いています。物語を通じて、クルマのリサイクル制度やSDGsについて学びを深めていく内容となっています。
贈呈式では、本書の編集長を務めた株式会社角川アスキー総合研究所の亀谷や、自動車リサイクル促進センター(JARC)の金子さんから、まんがが出来上がった経緯や、内容に込めた想いが語られました。読み聞かせを通じて、集まった児童たちに本書の内容を紹介するコーナーも盛況。児童に参加の感想をたずねると「自動車についての新しいことが知れて、おもしろかった」と答えてくれました。
贈呈式は、これまでに立川市の児童養護施設 至誠学園と、大阪府の松原市立松原小学校で実施していますが、今回は図書館での開催ということで、リサイクルやSDGsに関連した書籍を紹介するコーナーも設けられました。
横浜市立南図書館の伊草さんより、『ポリぶくろ、1まい、すてた(ミランダ・ポール作/エリザベス・ズーノン絵』など、リサイクルやSDGsに関連した書籍が紹介されました。
式の後半では、児童たちがペーパークラフトを通じてクルマの構造や部品について学びます。手を動かしながらの工作が楽しさを引き出したのか、児童たちは黙々と組み立てに集中し、真剣な表情が印象的でした。
贈呈式の後、児童たちが帰路に着く際には、どこか満足げな表情が見受けられました。昨今、持続可能な社会の構築は世界的なトピックとなっており、子どもたちの世代においても、その重要性に対する関心が高いことがうかがえます。
なお、『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』は、現時点で全国の小学校や公共図書館、児童養護施設に2万5579部が寄贈され、持続可能な社会の実現に向けた教育活動の一環として役立てられていくことになります。





