このページの本文へ

アップル、虚偽広告の疑いで訴えられる Apple Intelligence提供遅れで

2025年03月21日 15時15分更新

文● @sumire_kon

  • お気に入り
  • 本文印刷
アップルのロゴ

 アップルのAI機能「Apple Intelligence」で一部機能の提供が遅れていることを巡り、米国カリフォルニア州で3月19日(現地時間)、同社に対する集団訴訟が提起された。海外メディア「AXIOS」が報じている。

 同メディアに掲載された訴状によると、原告はアップルが2024年夏から展開した一連の広告、宣伝活動について、「iPhone 16」シリーズの発売と同時に、強化されたSiriを含む、Apple Intelligenceの高度な機能を利用できると消費者に誤解させるものだったと指摘。

 アップルはこうした機能をスケジュール通りに、あるいはそもそも提供できないことを知りながら、虚偽広告を展開し続けたと主張しているという。

 Apple Intelligenceの各機能は2024年6月のWWDCで発表されたが、2025年3月時点では、全機能の実装には至っていない。前述の強化されたSiriも開発が難航しており、アップルは一部メディアに対し、提供開始時期を2026年に延期することを明かしていた。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中