クルマとの「別れ」をきっかけに自動車リサイクルを知る

学習まんが『僕とクルマの大冒険』の贈呈式を、児童養護施設 至誠学園で開催

文●ASCII

提供: 自動車リサイクル促進センター

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株式会社角川アスキー総合研究所は3月、公益財団法人 自動車リサイクル促進センター(JARC)が発行した小学生向けの学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』の贈呈式を開催

学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』
立川市の至誠学園で贈呈式

 株式会社角川アスキー総合研究所は3月、公益財団法人 自動車リサイクル促進センター(JARC)が発行した小学生向けの学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』の贈呈式を、東京都立川市の児童養護施設 至誠学園で開催しました。

 本書は、自動車リサイクルの大切さや限りある資源を守る意識を子どもたちに伝えることを目的に制作された学習まんが。家族で乗っていた愛車を手放すことになった車田一家が、クルマとの「別れ」をきっかけに、「販売事業者」「解体事業者」など、自動車のリサイクルに関わる現場を次々にめぐる“冒険”に出発し、その冒険を通じて、クルマのリサイクル制度や、SDGsに関する学びを深めていくという内容です。

 現時点で全国の小学校や公共図書館、児童養護施設に2万5579部が寄贈され、持続可能な社会の実現に向けた教育活動の一環として役立てられています。

角川アスキー総合研究所で本書の編集長を務めた亀谷潮太

大盛り上がりのクイズや読み聞かせ

 贈呈式では、クイズや本の読み聞かせが行われ、子どもたちが楽しみながら自動車リサイクルについて学べるプログラムが用意されました。角川アスキー総合研究所で本書の編集長を務めた亀谷潮太が児童たちに「SDGsってなんのことか、知っていますか?」と訊ねた際には、多くの児童が挙手。指名された児童は「2030年までに達成すべき、17個の国際的な目標」と正確に回答していました。

児童達は、積極的に挙手をしていました

 読み聞かせのコーナーでは、子どもたちは熱心に耳を傾け、主人公たちの冒険に夢中になる姿が見られました。読み聞かせの後にも、自動車リサイクルに関するクイズが行われ、子どもたちは積極的に参加し、知識を深めていました。

司会の田中嘉子さん、角川アスキー総合研究所 本書編集長の亀谷潮太と岡本真菜、JARC(公益財団法人 自動車リサイクル促進センター)の金子真大さんが漫画の登場人物となって、読み聞かせをしました。JARCのキャラクターである自動車リサイクル博士も登場!

 至誠学園の石田芳朗先生にコメントを求めると「ふだんの授業でも環境に関する話をする機会は増えており、自動車リサイクルも子どもたちにとって興味のある分野です。今日の贈呈式を通して、子どもたちは楽しみながら学ぶことができたと思います」と答えてくれました。

JARCの金子真大さんから、至誠学園の石田芳朗先生に本書が贈呈されました

 今回の贈呈式を通じて、多くの子どもたちが自動車リサイクルに関心を持ち、持続可能な社会づくりの一歩を踏み出すきっかけとなることが期待されます。なお、本書の寄贈を記念した贈呈式は、3月上旬に大阪府でも開催されました。その模様は後日レポートを掲載します。また、3月27日には神奈川県横浜市の南図書館にて、一般の方も参加可能なイベントが開催されます。

 横浜市南図書館のイベント「プロといっしょに楽しく学ぼう!クルマのリサイクルフェスタ」でも、本記事で紹介したマンガの朗読会やクイズ大会、クルマ模型づくり体験といったプログラムが用意されています。参加は無料で、定員は30名。参加を希望される方は、参加申込フォームよりお申し込みください。

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