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アンケート分析」「トーク台本作成」を効率化、お客様サポート業務でのGaiXer活用
2025年03月12日 10時00分更新
本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「GaiXerをプチ活用して業務効率化」を再編集したものです。
どーもです。2024年入社の高江です。
今回は、私が普段GaiXerでどういった業務をサポートしてもらっているかを紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
アンケート分析
私の普段の業務は、GaiXerを使っているお客様をサポートすることなのですが、お客様の満足度を上げるためにGaiXerの利用状況のアンケートを実施し、その内容から次の施策を考えたりしています。その際、GaiXerにアンケートの内容について分析してもらい、その内容を参考にしながら施策を考えています。
まず、集計したアンケートをKA(知識拡張)機能のナレッジセットに登録します。
アンケートの登録が完了したら、ナレッジセットを選択し、「分析して」という旨の指示を行います。
このように全体の数字やまとめ、改善案について生成してくれました。また、今回は「o1-preview」という推論能力が高いLLMを使用したため、抽象的な命令でも改善案の提案といった、深い分析まで行ってくれました。分析を行う際は「o1-preview」を使ってみると、いい感じの分析を行ってくれるのでオススメです。
トークスクリプトの作成
お客様のサポートの一環として、研修の実施や利用状況のヒアリング・提案等打ち合わせの行うのですが、私は人前で話すことが得意ではないので、事前に話す内容のトークスクリプトを作成しています。ですが、資料によっては結構長い資料もあるので、GaiXerにサクッと草案を考えてもらっています。
トークスクリプトを作る場合、「Gemini」というLLMのPDF読み込み機能を活用して、PDF化した資料等を入力欄に添付してトークスクリプトを作成してもらいます。
資料の添付と指示を入力し終えたら、トークスクリプトを作成してもらいましょう。
資料の内容をそのまま文字起こしした感もありますが、です・ます調のトークスクリプトを作成してくれるのはありがたいですね。
まとめ
今回は私がGaiXerで行っている業務効率化について紹介してみました。やりたいことに合わせて適切なLLMを使い分けたり、KA機能を使ったりなど、最近は特にGaiXer強みを生かせているのではないかと実感しています。
またいい感じの業務効率化があれば紹介してみたいと思います。
高江 怜臣/FIXER


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