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ユニットコムの「LEVEL-15FXA61-R7-RM4X」をチェック、CPUはRyzen 7 8845HS

シンプルデザイン、だがそれがいい! RTX 4060の15.6型ノートPCでゲームも仕事もこの1台で

2025年01月31日 11時00分更新

文● いちえもん 編集●八尋/ASCII

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彩り豊かなライティングが楽しめるテンキー付きキーボード

 LEVEL-15FXA61-R7-RM4Xのキーボードは、テンキー付きの日本語配列を採用している。各キーは隙間が狭いうえに密集しているが、押し間違いが起きにくい構造になっているためか、タイピングは快適だった。そのうえ、手首を置くためのパームレストが少し広めにとってあるのもありがたいところだ。

 本モデルはキーストロークが短く、「スッ」とした打鍵感だった。ケーミングキーボードと異なる感覚だが、しばらく触っているとスッとした打鍵に慣れる自分がいた。そのうえ打鍵音も静かなので、よほど強くタイピングしない限りはボイスチャット中にマイクがタイピング音を拾ってしまう心配はないと思われる。

 しかし、個人的に気になったのはスペースキーの横幅だ。個人差があるかもしれないが、WASDキー(移動)+スペースキー(ジャンプなど)の操作を行なったとき、最初は「スペースキーの横幅が狭くて押しにくい」と感じてしまった。

 筆者が普段使っているテンキーレスキーボードは、変換キーや無変換キーがないぶんスペースキーの横幅が広い。本モデルのスペースキーの横幅は「V」キーから「N」キーまでなのに対し、普段使いのテンキーレスキーボードは「X」「M」キーのギリギリまでといったイメージだ。つまり、テンキーレスキーボードのほうが横幅が広いということだ。

 そのせいか、いつもの感覚で本モデルのスペースキーを押そうとすると、間違えて左隣にある「無変換」キーを押してしまうことも……。ただ、数時間キーボードを操作しているとだんだんと慣れてくるため、決して不便ではないとだけ伝えておきたい。要は慣れが肝心というわけだ。

テンキーが付いた日本語配列のフルサイズキーボード

 また、キーボードにはマルチカラーLEDが内蔵されていて、バックライトの色は「Control Center 3.0」というソフトウェアで自由に変更できる。「ゲーミングといったらピカピカ光るLEDでしょ!」という人にとっては夢のような機能と言えるだろう。もちろんLEDはオフにできるので、キーボードを発光させるか否かはユーザー次第だ。

キーボードにはマルチカラーLEDが搭載されており、ゲーミングらしいライティングを堪能できる。付属のソフトウェア「Control Center 3.0」でバックライトの色を変更できる

有線・無線LAN対応!十分すぎるほどのインターフェース

 LEVEL-15FXA61-R7-RM4Xのインターフェースは、左右側面と背面にある。各端子を3面に分けることで、接続された周辺機器やコードの偏りを減らせるわけだ。

 左右には各種USBポートやイヤフォンジャックが、背面には映像出力用の端子や有線LAN端子が備わっている。本モデルでゲームをガッツリ遊ぶならこれぐらいで十分だろう。

左側のインターフェースは、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、イヤフォン出力/マイク入力端子

右側のインターフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)×1

背面のインターフェースは、有線LAN端子、HDMI、電源コネクター、USB 3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1

 また、本モデルは有線LAN端子に加え、無線LANの「Wi-Fi 6E」も利用できる。有線・無線の両方に対応しているのもポイントだ。筆者もだが、ゲームソフトのダウンロードや対戦ゲームのプレイにおいては有線があるとうれしく感じる。だが、LANケーブルを接続した状態だと、好きな場所でゲームができないという難点がある。その際は無線LANが有効だ。

 筆者はバリバリの有線派なのだが、「LANケーブルが届かない場所でゲームができたらいいな……」と考えることもしばしば。QoLを向上させるうえで、無線LANの存在はかなり重要なのかもしれない。

ゲームも一般的な作業もこなせる1台!

 LEVEL-15FXA61-R7-RM4Xを実際に使ってみて、ゲームだけでなく普段使いの1台にピッタリだと感じられた。オーソドックスな筐体をはじめ、144Hz対応のフルHD液晶パネル、テンキー付きキーボード、3面に備わるインターフェースなど、カッコよさと使いやすさを兼ね備えたモデルといっても過言ではないだろう。

 本記事では外観・使用感をメインに取り上げたが、次回は軽量~中量級ゲームタイトルのベンチマーク結果をお届けしたい。

試用機の主なスペック
モデル名 LEVEL-15FXA61-R7-RM4X
CPU AMD Ryzen 7 8845HS(最大5.1GHz)、8コア/16スレッド
グラフィックス GeForce RTX 4060 Laptop GDDR6 8GB
メモリー 16GB(8GB DDR5-4800 S.O.DIMM×2)
ストレージ 500GB M.2 NVMe SSD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)、リフレッシュレート144Hz、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(Wi-Fi 6E)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)、USB 3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)、USB 3.2 Gen2 Type-A、USB 3.2 Gen1 Type-A、有線LAN端子、HDMI、ヘッドフォン/マイク入力
内蔵カメラ 100万画素Webカメラ
バッテリー駆動時間 動画再生時 4.2時間、アイドル時 5.6時間(JEITA3.0)
サイズ/重量 およそ幅361×奥行248.5×高さ31.6mm(ゴム足含む)/約2.26kg(バッテリー含む)
OS Windows 11 Home(64bit)

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