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新年会で盛り上がれ! Apple Music×Apple TVで「おうちカラオケ」のススメ

2025年01月07日 12時00分更新

文● 太田百合子 編集●ASCII

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iPhoneだけでなくApple TVでも利用できる
Apple Musicでカラオケを楽しむ方法

 アップルが提供する音楽配信サービス「Apple Music」では現在、毎年恒例となっている新年限定のプレイリスト「New Year Starters 2025」が公開中(アップル、4組の著名アーティストが選んだプレイリストを新年に公開)。そんなApple Musicで最近、できることがいろいろと増えているのをご存じでしょうか?

 たとえばコンテンツでは、ユーザーごとにオススメの新着ミュージックが表示される「新着タブ」が追加されました。いろいろな切り口で音楽に出会えるジャンルページのほか、YOASOBIなど人気アーティストがパーソナリティーを務める、Apple Musicオリジナルのラジオ番組も充実。

 また、包み込まれるようなサウンド体験ができる、空間オーディオ対応作品のラインナップも増え続けています。一方で機能面では検索機能が使いやすくなっていて、アーティスト名や楽曲名だけでなく、歌詞の一部から曲を探すことができます。

歌詞の一部を入力するだけで、素早く該当する楽曲が見つけられる

 Apple MusicはiPhoneだけでなくApple TVでも利用できます。中でも家族や仲間が集まる新年会にオススメしたいのが、おうちで手軽にカラオケが楽しめる機能「Apple Music Sing」です。Apple Musicでお気に入りの配信楽曲を再生する際、フキダシのようなマークをタップすると歌詞が表示され、さらにボーカル音量を調整することで、カラオケのような楽しみ方ができる機能です。

 iPhoneでも利用できますが、Apple TVなら大勢で一緒に盛り上がることができます。ボーカル音量を上げれば、アーティストと一緒に歌えるので、まだメロディがうろ覚えの曲でも安心。歌に自信のある人もない人も楽しめる機能です。

歌詞を表示した状態で、ボーカル音量を好みの大きさに調整できる

 Apple Music Singは、tvOS 16.2以降を搭載した「Apple TV 4K(第3世代)」以降のApple TVで利用できますが、さらにtvOS 17以降では、Apple Music Singと連携し、接続したiPhoneのカメラで歌っている人を映し出しながら、視覚エフェクトで盛り上げることができます。

 使い方は先ほどのApple Music Singの方法に加えて、ビデオマークを選択し、連携カメラで接続するiPhoneのユーザー名を選択します。ユーザー名が出ていないときは、「その他」を選択してQRコードを表示し、iPhoneで読み取れって「Apple TVに接続」をタップすればOK。

 ユーザー名を選択すると、iPhone側に通知が表示されるので、「同意する」をタップすれば接続されます。iPhoneはスタンドなどに固定するのがオススメです。

Apple TV側で連携するiPhoneのユーザー名を選択

するとiPhoneに通知が来るので、同意の上、iPhoneを固定して連携を開始する

 エフェクトに使用できるフィルタは「ヘイジー」「ステラー」「ネオン」「オーラ」「スパークル」といった種類から選ぶことができるのですが、筆者のお気に入りは「ステラー」。その名のとおり宇宙っぽいエフェクトで、余計な背景も映らないので、少々部屋が散らかっていても、歌の世界に没入できます。

 Apple TVにはBluetoothのスピーカーなども接続できるので、外部スピーカーを接続してより良い音で楽しむのもいいですし、少人数ならスピーカー付きのBluetoothマイクなどを使用して盛り上がるのもアリです。

こんな感じで、カラオケ×視覚エフェクトで盛り上がれる

 なお、2024年末にApple Musicが発表したグローバルランキングによれば、「2024年最も歌詞が読まれた曲トップ100」と「2024年トップソング100:Sing」の1位に輝いたのは、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」だったそうです。何て言っているのか歌詞を知りたいというのもあると思いますが、自分でも歌いたくて練習した人が多かったのかも。

 iPhoneでこっそり練習して、Apple TVのおうちカラオケで披露するという使い分けも良いかもしれません。

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