EDI管理機能でパートナー単位での情報集約も

B2B連携ツール「CData Arc」新版、kintone・XML Mapコネクタ強化でデータ連携フローを効率化

2024年12月30日 07時00分更新

福澤陽介／TECH.ASCII.jp

　CData Software Japanは、2024年12月25日、B2B連携ツール「CData Arc」の新版「V24.3」を提供開始した。

　CData Arc V24.3では、「kintoneコネクタ」において、任意Keyによる一括更新に対応した。従来、CData Arcからkintone上で複数レコードを一括更新するにはレコードIDを指定する必要があったが、kintone以外のシステムで生成したIDやメールアドレスをKeyとした大規模データ更新が行えるようになる。CDataは、基幹システムの標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」の考えが注目される中で、標準機能を補うためのデータ連携に貢献する機能強化だとしている。

　加えて、CData Arcの中で基幹的なコネクタである「XML Mapコネクタ」を、より直感的に利用できるようUI変更した。操作性に関わる改善はもちろん、接続ソース側での編集や検索、パンくずリストなどを追加している。また、UIの改善で、マッピングコンポーネントのスキーマの把握性やマッピング作業自体の容易性を向上させているという。

　その他にも、EDI連携において取引パートナー管理コンソールを追加したり、Dropboxコネクタでチームフォルダへの接続に対応するなど、多数の機能強化を図っている。

■関連サイト

ツイートする

CData トップへ

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2025年: 01月; 02月; 03月; 04月; 05月; 06月; 07月; 08月; 09月; 10月; 11月

2024年: 02月; 03月; 04月; 05月; 06月; 07月; 08月; 09月; 10月; 11月; 12月

2023年: 04月; 07月; 08月; 09月; 10月; 11月; 12月