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コスパに優れたGen.4対応 M.2 NVMe SSD

この冬話題のゲーム目白押しでストレージ容量足りてる?いますぐ「Crucial P310(2280)」で増強しよう!

文●飯島範久 編集●北村/ASCII

提供: マイクロンジャパン

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PS5のストレージも逼迫!それならCrucial P310(2280)で拡張だ

PS5でゲームのダウンロード更新があっても、ストレージが逼迫していると、アラートが表示されて更新できなくなる

 CSI-1000系つまり初期型PS5の標準ストレージは825GBで、実質使える容量は667GB程度とかなり少ない(現行型のCFI-2000系は1TB、PS5 PROは2TBと容量がアップしている)。

 しかも、最近のタイトルは当たり前に50GBを超えて100GB超えも珍しくない。ダウンロードコンテンツを考えるとさらに多くの容量が必要になるので、すぐに容量は逼迫してしまうはずだ。

 たとえば「エルデンリング」の本編は容量が約51GBだが、ダウンロードコンテンツの「Shadow of the Erdtree」を含めると、約66GBを消費する。

「設定」の「ストレージ」で本体ストレージの情報が確認できる。筆者のPS5は逼迫した状態だ

 PS4のときはゲームを外付けストレージへ保存してそのままプレイが可能だったが、PS5のゲームはプレイ時にストレージの速度が要求されるため、拡張スロットへ条件を満たしたM.2 NVMe SSDを装着し、そこへ保存したものだけがプレイできる仕組みになっている。

 PS5の拡張ストレージとして利用できる条件は、「PS5とPS4のストレージ拡張」のサイトで示したとおり、PCIe Gen4対応M.2 NVMe SSDで、シーケンシャルリードが5500MB/秒以上。所定のサイズ内のヒートシンクの装着が必要で、P310(2280)に市販のヒートシンクを装着すれば、条件を満たす。

 装着方法は先ほどの「PS5とPS4のストレージ拡張」サイトに動画付きで解説されているので、そちらを確認してほしい。精密ドライバーがあれば誰でも簡単に装着できるはずだ。

 今回、市販のヒートシンクを装着し、PS5の拡張スロットに装着してみた。起動すると、ストレージのフォーマットを要求されるので、実行する。あとは、必要に応じてゲームを本体ストレージからP310(2280)へ移動すればいい。

P310(2280)に市販のヒートシンクを装着。ヒートシンクは拡張スロットに収まるサイズにしよう

PS5の拡張スロットへのアクセス方法などは、公式サイトの動画を参考にするといい

「設定」の「ストレージ」で「M.2 SSDストレージ」を選択すると、状態を確認できる

本体ストレージからゲームを移動したい場合、ゲームを選択して移動を実行するだけ

PS5のゲームの保存先を「M.2 SSDストレージ」にすれば、ダウンロード先として指定できる

起動後にフォーマットを実行すると、速度が表示され条件を満たしていることがわかる

 実際にロード時間をチェックしてみた。計測はストップウォッチによる手動で3回の平均値を結果としている。

 まずはカプコンの「Dragon’s Dogma 2」。起動してからオープニング画面が表示されるまでを「起動時間」、メニューから「コンティニュー」でゲームが開始されるまでを「ゲームロード時間」とした。

「Dragon’s Dogma 2」の結果

 結果は、起動時間は0.2秒ほど遅くなっているが、誤差の範囲内。ゲームロード時間は0.1秒速いが、こちらも誤差の範囲内だろう。基本的には、これまでの経験上、本体ストレージとの差が、ほぼないようになっている。

 続いて、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY VII REBIRTH」。こちらも起動してからオープニング画面が表示されるまでを「起動時間」、メニューから「コンティニュー」でゲームが開始されるまでを「ゲームロード時間」とした。

「FINAL FANTASY VII REBIRTH」の結果

 結果は、ゲームロード時間は誤差の範囲内だったが、起動時間は0.8秒ほど速くなっている。わずかな差だが少しでも速くなるのはありがたい。

 最後に、Team NINJAの「Wo Long: Fallen Dynasty」。起動してからオープニング画面が表示されるまでを「起動時間」、メニューの「続き」からゲームが開始されるまでを「ゲームロード時間」とした。

「Wo Long: Fallen Dynasty」の結果

 結果は、起動時間で約1.7秒、ゲームロード時間で約2.5秒速くなっている。このようにゲームによっては、P310(2280)を利用するだけでロード時間の短縮効果が得られる。

 また、ストレージ間のゲーム移動にかかる時間も計測してみたが、こちらもこれまで同様のテストを行なった傾向と同じ。P310(2280)への移動は比較的速く、PS5へ戻すときは8倍くらい時間がかかる。基本的には、PS5へ戻すことはほぼないので、ゲームの移動も快適に行なえるはずだ。

PS5ゲームの移動時間の結果

 このように、PS5用の拡張ストレージとしても十分活用できることが実証された。ただ、ヒートシンクの装着が面倒と思うユーザーは、ヒートシンク付きの上位モデル「T500」を選んだり、今後発売予定のヒートシンク付きP310(2280)が登場するのを待つのもありだ。

コスパにすぐれたP310(2280)でストレージ容量確保だ

 P310(2280)の価格は、500GBモデルで9000円前後、1TBモデルで1万2000円、2TBモデルで2万円前後と、購入しやすい価格帯に抑えられている。信頼性も高く、性能も高いことから、かなりコスパに優れたM.2 NVMe SSDと言えよう。

 もちろん予算に糸目をつけなければ、より高速なモデル「T500」があるが、ストレージを増強するなら、やはり大容量のほうがいいし、コスパに優れたP310(2280)は、ゲーム用途としてもバランスの取れた製品だろう。5年限定保証の安心感や、無償で使えるクローンソフトなども用意されており、使い勝手の面からも幅広いゲームユーザーにおすすめしたい。

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