フルカスタマイズ可能な2024年冬モデルです
富士通の世界最軽量634gの14型モバイルノート「LIFEBOOK WU5/J3」のスピードを計ってみました
2024年12月27日 11時00分更新
「LIFEBOOK WU5/J3」
は、カーボン素材のボディーの採用などにより、世界最軽量の約634gという圧倒的な軽さを実現したウルトラ・モバイルノートPC。「富士通 WEB MART」
でフルカスタマイズして購入できる。
本製品には、「Core Ultra 5 125U」または「Core Ultra 7 155U」を搭載するウルトラライトモデル=「LIFEBOOK WU5/J3」
（約634～639g）と、「Core Ultra 5 125H」または「Core Ultra 7 155H」を採用するハイパフォーマンスモデル=「WU4/J3」（約888g）が存在する。
今回の記事では、「LIFEBOOK WU5/J3」
がどのぐらいのパフォーマンスを備えているのか、定番ベンチマークでチェックしてみよう。
前編の記事はこちら↓
富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK WU5/J3」18万9500円～
プロセッサーは「Core Ultra 7 155U」（12コア［2P＋8E＋2LPE］、14スレッド、4.8GHz、15W）を採用
メモリーは16GB（LPDDR5X-7467）、ストレージは512GB（PCIe Gen4 x4接続SSD）を搭載
まず「LIFEBOOK WU5/J3」
のCPU性能だが、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU（Multi Core）は8537pts、CPU（Single Core）は1538ptsを記録した。
「Core Ultra 7 155U」は12コア［2P＋8E＋2LPE］、14スレッド、4.8GHz、15W動作のプロセッサーであり、CPUコアの構成、プロセッサーのベースパワーに注目していただければわかるとおり、低消費電力向けのモデルだ。
それでもマルチコア性能は8537ptsを記録している。よほど大きく、複雑なデータでなければ画像、動画編集を実用的な速度でこなせるパワーを備えている。
CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU（Multi Core）は8537pts、CPU（Single Core）は1538pts
「LIFEBOOK WU5/J3」
の3Dグラフィックス性能については、3Dベンチマーク「3DMark」のTime Spyは2211、Fire Strikeは4954、Port Royalは687となった。
推定ゲームパフォーマンス（Estimated game performance）を見てみると、「Battlefield」が1080p解像度において40～50fpsで動作すると示されている。
また、軽量品質、1280×720ドットという低負荷設定ではあるが、3Dゲームベンチマーク「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」のスコアは4655（やや快適）となった。
低消費電力向けのUプロセッサーを搭載した「LIFEBOOK WU5/J3」
でも、移動時間の余暇などに3Dゲームを楽しめるわけだ。
3Dベンチマーク「3DMark」のTime Spyは2211
Fire Strikeは4954
Port Royalは687
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」（軽量品質、1280×720ドット、フルスクリーン）のスコアは4655（やや快適）
「LIFEBOOK WU5/J3」
のストレージは非常に高速だ。PCIe Gen4 x4接続SSD「SAMSUNG MZVL8512HDLU-00BLL」を搭載。
ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.5」のシーケンシャルリード（SEQ1M Q8T1）は6103MB/s、シーケンシャルライト（SEQ1M Q8T1）は4309MB/sというスコアを叩き出した。
PCIe Gen4 x4接続SSDならではの速度は、ストレージの読み書きをひんぱんに行なうクリエイティブ系アプリにおいて、効果を発揮するはずだ。
ストレージはPCIe Gen4x4接続SSD「SAMSUNG MZVL8512HDLU-00BLL」を搭載
ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.5」のシーケンシャルリード（SEQ1M Q8T1）は6103MB/s、シーケンシャルライト（SEQ1M Q8T1）は4309MB/sを記録した
約634gという世界最軽量ボディーを実現した「LIFEBOOK WU5/J3」
は、Uプロセッサーを搭載するウルトラライトモデルでありながら、クリエイティブ系アプリを実用的な速度で動作させられるパフォーマンスを備えている。とは言えハイパフォーマンスモデル（WU4/J3）でも約888gであり、その差はスマートフォン1台強というところだ。
究極の軽さを選ぶか、パワーを選択するかは本当に悩ましいところだが、自分の利用シーン、使うアプリなどをイメージして、最適な1台を「富士通 WEB MART」
で、じっくり選んでほしい。
| 「LIFEBOOK WU5/J3」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 14.0型ワイド1920×1200ドットLEDバックライト付 高輝度・広視野角 TFTカラーLCD(ノングレア液晶） |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U / インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス（CPUに内蔵） |
| メインメモリー | 8 / 16 / 32 / 64GB （デュアルチャネル対応 LPDDR5X-7467） |
| ストレージ | SSD:約256 / 512GB / 1 / 2TB (PCIe Gen4) |
| インターフェース | USB 3.2（Gen2）Type-C×2（USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応）、USB 3.2（Gen1）×2（1つは電源オフUSB充電機能付）、HDMI、RJ-45、オーディオコンボジャック、microSDメモリーカード対応 |
| Webカメラ | フルHD Webカメラ内蔵（プライバシーカメラシャッター付）（有効画素数約207万画素） |
| サイズ／重量 | 308.8×209×15.8～17.3mm / 約634g～約639g |
| サポートOS | Windows 11 Pro 64ビット版 / Windows 11 Home 64ビット版 |
| Office | Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024（個人向け）/なし |
