日本人の半数が利用者! ならば詐欺にも便利だ!?
人気のキャッシュレス決済サービス「PayPay」。ユーザー数は6500万超、日本人の2人に1人が使っている計算になります。すでに一種のインフラとして機能していると言えるでしょう。同時に、フィッシング詐欺に都合の良いブランドでもあります。
2024年12月、フィッシング対策協議会はPayPayを騙ったフィッシングの報告が増えていると発表しました。
これは、さまざまなキャンペーン告知に見せかけたメールを送り付けて偽のWebサイトに誘導し、PayPayのログイン情報やクレジットカード情報などを入力させて盗み取るというもの。
高額なポイントがもらえると信じて偽のキャンペーン参加ページに個人情報を入力してしまうと、PayPayのアカウントを乗っ取られて金銭被害を被る恐れがあります。
メールの件名
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サイトのURL
https://beijing●●●●.com/
https://room●●●●.com/
https://diyudian●●●●.com/
https://sheng●●●●.com/
https://wuxin●●●●com.com/
https://merch-●●●●.com/
https://highscore●●●●.com/
※上記以外の件名、ドメイン、URLも使われている可能性があります。
※URLにパスやパラメータが付いていることがあります。
※「●●●●」部分は伏字化しており、実際のURLとは異なります。
すでにPayPayの運営会社からはフィッシング詐欺への注意喚起が発表されていますので、ユーザーは一読しておくことをおすすめします。
対策は、メール文中からのURLなどはタップせず、必ずお気に入りや自力での検索から公式サイトに直接飛び、そこからログインしたうえで、くだんのメール内容が本物かどうか確認することです。
高額ポイントがゲットできるようなキャンペーンがもし実在しているなら、必ず公式でも告知されているはずです。それが見つからないのであれば、ニセモノと判断すべきでしょう。
もし、あなたがフィッシング詐欺に思えるメールやSMSを受け取った場合、可能ならばフィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。