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iPhoneとWindowsでファイル転送簡単 Windows Insider Programの新機能

2024年12月12日 18時50分更新

文● @sumire_kon

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Phone Linkの利用イメージ

 マイクロソフトは12月11日、Windows Insider Programの参加者向けに、iPhoneとWindows間でのファイル共有機能の提供を開始したと発表した。「Phone Link」と「Link to Windows」アプリを介して、Windows 11およびWindows 10で利用できる。

Windowsの標準機能でiPhoneとのファイル共有が可能に

 本機能を利用に必要な要件は以下のとおり。

・iOS 16以降を搭載したiPhone
・Link to Windowsアプリ(バージョン1.24112.73以降)
・Phone Link(バージョン1.24112.89.0以降)
・Windows Insider Programへの登録

 ファイル共有機能は、初めてiPhoneとPhone Linkを接続する際に設定可能。既にPhone Linkとペアリング済みのユーザーは、PCで「aka.ms/addAccount」にアクセスすることで設定できる。

 iPhoneからWindowsへのファイル共有は、共有アイコンから「Link to Windows」を選択する仕組みを採用。アップル製品間のファイル共有システム「AirDrop」に近い操作感となっている。

Windows側のファイル受信時のダイアログ

Windows側のファイル受信時のダイアログ

 WindowsからiPhoneへファイル共有する際は、送りたいファイルを右クリックして、「共有」から「My Phone」を選択する仕組みだ。なお、WindowsからiPhoneに共有できるのはローカルファイルのみで、OneDriveなどのオンデマンドファイルは対象外となる。

 Windows Insider Programは、正式リリース前のWindowsを試すことができるマイクロソフトの公式プログラム。基本的には開発者向けのテスト版という位置付けのため、一般ユーザーの利用は推奨されない。

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