このページの本文へ

セキュリティー対策はWi-Fiルーターから始めよう!

ASUSのWi-Fi 7対応ルーター「RT-BE92U」ならセキュリティー対策無料

2024年12月06日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ジサトラヒロム/ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

次世代Wi-Fi 7に対応し余裕のある高速通信が可能

 まずは、かんたんにRT-BE92Uの概要から紹介しよう。RT-BE92Uは、最新のWi-Fi 7に対応したルーターで、WAN側は10Gbpsのポートを搭載。LAN側も2.5Gbpsポートを4つ備えており、5Gbps、10Gbpsといった超高速インターネット回線時代でも十二分に活用できる仕様になっている。

WANポートは10Gbps対応。LANポートは2.5Gbpsを4つ備える。USB端子はストレージを接続すればNAS的な利用ができるほか、スマホと接続しテザリングすることで4G LTE/5G回線でネット接続ができる。Wi-Fiへの接続は、スマホからQRコードを読み込むことでかんたんに設定が可能。パソコンはWPSボタンがあるので楽に設定できる

 外観は、縦型で4本のストレートアンテナを備えているのが特徴だ。アンテナの角度を調整することで、家中に電波を届けられる。また付属の壁掛けキットを装着することで、壁掛けにも対応。設置する場所を選ばない。

サイズは247.18(W)×101.59(D)×287.47(H)mm。アンテナは4本で角度調整可能

アンテナを背面に付けることで可動性とケーブルの出っ張りが考慮されている

ACアダプターは36W出力で小型タイプ

付属の壁掛けキットを装着すれば、壁掛けでの利用が可能

 いま注目のWi-Fi 7は6GHz帯に対応し、Wi-Fi 6Eの160MHzチャンネルに対し320MHzチャンネルと倍の帯域を確保。さらにデータ伝送技術も1024-QAMから4096-QAM(数値が大きいほど伝送可能なビット数が多くなり、より多くの情報を一度に伝送できる)へと拡張されて、最大20%の速度向上が期待できる。4K/8Kといったストリーミングも余裕でこなせるはずだ。

 ただし、デバイス側もWi-Fi 7に対応している必要があるため、iPhone 16のような対応機器を導入することで、その恩恵が受けられる。

 さらに、マルチリンク操作 (MLO)に対応。デバイスが複数の帯域で同時に接続できるため、複数束ねることでより高速な通信が可能。最適な帯域にデータを自動的に割り当て、遅延を低減するシームレススイッチングにも対応している。

 RT-BE92Uの機能面としては、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のトライバンドに対応。アンテナはそれぞれ3×3、2×2、2×2で、最大理論速度はそれぞれ1032Mbps、2882Mbps、5764Mbpsとなっている。互換ルーターを接続してメッシュネットワークを構築するAiMeshにも対応。電波の届く範囲を広げ、より快適にネットを楽しめる。

 参考として自宅で「Speedtest」アプリを使って通信速度(光回線速度は1Gbps)を計測した。また、「iperf3」アプリを使ってのスループットも計測した。結果は筆者宅としては上々で、特に2階奥の部屋はリビングとそん色ない結果に満足だ。一番ルーターから遠い1階奥の部屋でも、下りは100Mbpsを超えているので、メッシュ環境を構築せずとも家中で快適に通信できる。

今回計測した際のルーター設置場所と計測地点。軽量鉄鋼住宅で壁内に金属が入っているため、木造住宅よりも電波の届きは悪くなる。また、光回線は1GbpsのためRT-BE92Uの実力を最大限発揮できないこと、時間帯によって回線やサーバーの負荷が違うのでこれが最大の結果ではないことに留意してほしい

iPhone 16 Proを使い6GHz帯で接続し、「Speedtest」アプリで計測。有線LANの結果はVAIO Z(インテル Core i7-11375Hプロセッサー/16GBメモリー)を接続して計測

「iPerf3」アプリを使ってスループットを計測。サーバー側は2.5GbpsのUSB LANを接続したVAIO Zを使用。クライアント側はiPhone 16を6GHz帯で接続している

ちなみに、5Gbpsの光回線を利用して「Speedtest」アプリを使ってiPhone 16で計測した結果

カテゴリートップへ