法人支出管理プラットフォーム「TOKIUM」の新サービスとして
“IT×人力”でアナログ業務の代行も オンラインでの請求書発行サービスがTOKIUMから
2024年10月18日 07時00分更新
TOKIUMは、2024年10月17日、請求書発行クラウドサービス「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供開始することを発表した。
請求書の多くは、いまだに紙で発行されており、TOKIUMが請求書発行担当者に対して2024年10月に実施した調査では、41.6%が紙と電子の請求書が混在していると回答。印刷や封入、郵送といった手間が依然残り続けている状況。加えて、2024年10月より郵便料金が改定され、25グラム以下の定形郵便物が84円から110円に値上がりし、請求書発行におけるコストも増加している。
このような環境下で提供するのが、オンライン上で請求書の作成・送付ができるTOKIUM請求書発行だ。請求書の発行業務にかかる印刷や封入、送付後の管理などの負担を軽減する。
請求データのCSVファイルや作成済み請求書のPDFを取り込み、インボイス制度に対応した請求書を発行できる。請求データを一括でアップロードすることで、複数の請求書をまとめて作成することも可能だ。作成した請求書は、メールや郵送、FAXなどのさまざまな方法で送付できる。
システムだけでは対応が難しい、取引先指定のシステムへの入力やアップロードなどのアナログ業務においては、オペレーターによる代行サービスも提供する。「IT×人力」で、例外となる対応を残すことなく、請求書の作成・送付業務全体の効率化を推進する。
また、送付した請求書は、経費精算やインボイス、電子帳簿保存、契約管理などを提供する法人支出管理プラットフォーム「TOKIUM」上で一括管理が可能だ。各サービスのマスターを共通化していくことで、システムの乱立による負担も軽減できるという。
TOKIUM請求書発行は、TOKIUMの基本利用料(月額1万・税抜)に加えて、1万5000円(税抜)からの従量課金制で提供する。