9月20日に発売された「iPhone 16 Pro/Pro Max」について、海外の一部ユーザーからタッチスクリーンの不具合が報告されている。digitaltrendsや9to5Macなど、複数の海外メディアが報じている。
一連の報道によると、不具合の症状はタップやスワイプ操作が無視されるというもの。スクロールやボタン操作など、タップやスワイプを使う操作全般で発生しており、ディスプレーの4辺すべてで確認されているという。
不具合発生の仕組みについて9to5Macは、両機種のディスプレーのベゼルが非常に細くなったことで、意図しないタッチ操作を防ぐアルゴリズムが過剰反応しているのではないかと予想。さらにiPhoneがアイドル状態やロック画面になっているときは不具合が起こらないことから、原因はハードウェアよりもソフトウェア側にある可能性が高いとの見解を示した。
9月24日現在、アップルから本件に関する発表はなく、不具合の原因や対象となる端末の台数などは不明。仮にソフトウェア起因の不具合なら、今後のOSアップデートで改善できる可能性もある。