9月2日から「ロイロノート」の検索数が急増している。ロイロノートは学校で使われる授業支援クラウドサービス。同日から新学期が始まったことに伴い、検索が増えたものと予想される。
ロイロノートは、児童生徒の思考力やプレゼンテーション能力、英語4技能を育成するための授業支援クラウドサービスだ。1人1台端末を活用する「GIGAスクール構想」に最適化されており、すべての授業で使用できる汎用性の高さが特徴だ。
新学期の開始に伴い、多くの教育現場でロイロノートの利用が本格化したことが検索数増加の背景にあると推測される。教師や生徒たちがロイロノートの使い方をあらためて確認したり、機能について調べたりする必要が生じたためだろう。
ロイロノートは、カメラ機能やテキスト入力、ウェブページの閲覧、ファイルの取り込みなど、多様な機能を備えるサービス。これらの機能を活用することで、生徒たちは自分の考えを整理し、効果的にプレゼンテーションをすることができる。
ICT教育の普及に伴い、ロイロノートの検索増加は新学期の風物詩になりそうだ。