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スマホ設定で快適なハイエンドゲーミングルーター「ROG Rapture GT-BE98」

そろそろ替えどき?いまさら聞けない“Wi-Fi 7”の利点とASUSのWi-Fi 7ルーターを解説

2024年08月08日 10時00分更新

文● ジサトラユージ/ASCII 編集● ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

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面倒な設定もアプリでお手軽に

 新しいWi-Fiルーターを設置する際には、どうしても設定の面倒さというハードルがある。モデムにつなぐだけで利用できれば苦労はないのだが、初回使用時だとそうもいかない。特にルーター設定の初心者だと、設定画面の用語がわからないということも少なくないだろう。

 ASUSのWi-Fiルーターでは、その辺りをなるべく簡略化できるように設定の導線を用意している。同社のルーターは、専用のスマホアプリを使うことで設定の変更などが可能だ。

 設定用の「ASUSルーター」アプリは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできる。製品パッケージにダウンロードリンクへのQRコードを記載した紙が入っているので、アプリを間違えることはないだろう。

 初回セッティングの手順は、このアプリの指示に従っていけば完了する。

ASUSのルーターを手元で設定できるアプリ。初回セットアップ時は、まず「セットアップ」を選択する

すると接続するルーターの種類を選ぶ画面に。ここでは一番上に

ASUSルーターに接続する。本体裏面のQRコードを、アプリ上のカメラで読み込むと早い

ルーターを認識したら接続の設定へ。「開始」ボタンを押せば自動で接続タイプを設定するが、手動で設定する場合は「詳細設定」からタイプを選ぶ

SSIDやパスワードを設定。通常のネットワークとIoTデバイス向けのネットワークが用意されている。ローカルログインのデフォルトのユーザー名やパスワードは、本体裏面のシールに記載がある

接続が成功するとこの画面が出る

 アプリでは初回セッティングだけでなく、様々な設定の変更も可能だ。PCだとブラウザーから設定ページを開く必要があるが、アプリなら常に手元で設定をいじれるので便利だ。

接続した状態でのアプリのホーム画面

 アプリで設定可能な要素は多岐にわたる。先述したMLOの設定などは、「ネットワーク設定」のメニューで設定できる。ルーターの設定は難解な部分も多いため、敬遠しがちではあるが、PCゲーマー向けの機能などもあるため一度確認してみても損はない。

「ネットワーク設定」の上部にMLOの設定がある

「QoS」の項目では、データの種類に応じた優先順位をセッティングできる。上位に設定したデータに対しては、ネットワーク帯域を優先的に確保して通信速度を安定させられるので、ゲーミングなどは上位に設定しておきたい

「WiFiシェアリング」のメニューでは、スマホ上にWiFi接続のパスワードや、QRコードを表示可能。新しいデバイスを接続するために、わざわざパスワードのメモを確認する……といった手間を省ける

「WiFiブロックリスト」を活用すれば、許可されていないデバイスが接続するのを防げる。勝手に自宅のWi-Fiを使われるのが心配な人も安心だ

下の「セキュリティ」タブでは、子どものインターネット利用に関する設定が可能。アダルト向けコンテンツやオンラインのコミュニケーションについてブロックするといったことが可能だ

 そのほか、VPNサーバー設定からシステムのモニターなど、あらゆる設定がアプリから行える。もちろん、PCでも設定はできるので好みで選んでいいが、アプリを使用したことがない人は一度使ってみるのをオススメする。

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