本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「GaiXerを使って、生成AIウェビナーを開催してみた!」を再編集したものです。
はじめに
お疲れ様です。23入社の村越です。
1年ぶりにブログを書きます。最後まで御覧いただけますと幸いです。
2024年06月12日~06月14日の15時から16時の時間帯で、
GaiXerのことを知らないお客様向けに『生成AIの力を引き出す!「GaiXer」で実現する業務効率化』ウェビナーを開催しました。
有難いことにこちらの企画や構成を任せていただいたので、GaiXerを使用して考えました。(GaiXerはFIXERが提供するマルチLLM対応の生成AIプラットフォームです)
全体構成
まずは、ウェビナーのざっくりとした構成を考えます。
集客のプロというキャラ設定をし、ウェビナーの詳細を記載してリクエストします。
このように内容が細かく出力されました。
この回答内容を壁打ちとして、以下のようにウェビナーのアジェンダの大枠を決めました。
・会社概要
・GaiXerの位置づけと概要
・GaiXerをご利用の企業・省庁の事例ご紹介
・生成AIの活用事例
・質疑応答
・おわりに
ウェビナータイトル
次に、ウェビナーのタイトルもGaiXerに考えてもらいます。
上記のようにリクエストをしてみます。
いくつか候補が欲しいので、20個程度出力してもらいます。
以上のように出力されました。
これらのアイディアを基に以下のウェビナータイトルを考えました。
『生成AIの力を引き出す!「GaiXer」で実現する業務効率化』
詳細内容
タイトルとアジェンダとの詳細内容を決めてもらいます。
ウェビナーの大まかな内容を決めてリクエストします。
上記のように出力されました。
これを参考にしてウェビナーの構成を以下のように設定しました。
・会社概要
・GaiXerの位置づけと概要
・GaiXerをご利用の企業・省庁の事例ご紹介
1.デジタル庁様の活用事例
2.民間企業様の活用事例
3.当社の活用事例
・生成AIの活用事例
【事例1】メール文の翻訳・返信文の作成
【事例2】SNS投稿文のリスク確認と文章修正
【事例3】Excel関数についての質問
・質疑応答
・おわりに
SNS告知文
このウェビナーを行うにあたって、FIXERのSNSアカウントで告知していただけることになりました。
この告知文もGaiXerに考えてもらいました。
ウェビナーの内容を指定して、上記のようにリクエストをします。
出力結果を基にして、以下のようなSNSの投稿文を作成しました。
\#生成AIウェビナー開催/ 業務効率化のカギを握る生成AI「GaiXer」を体感しよう!
▼日時 6月12日(水) 15:00 - 16:00 ※13日,14日の同時間帯にも開催します
▼お申込み
▼内容 「生成AIを導入したいけど、どう使えばいいのかイメージが湧かない・・・」
「導入してみたけど使い方がいまいち分からなくて浸透しない・・・」などでお悩みの方に向けて、
生成AIサービスの基本的な使い方から効果的な利用方法までをご紹介! 導入企業での成功事例もたっぷりお伝えいたします。
電話案内スクリプト
せっかくウェビナーを開催するにしても肝心のお客様が集まらなければ、開催する意義がなくなってしまいます。
GaiXerで電話案内用のスクリプトも考えてもらいました。
上記のようにリクエストをすると
めちゃくちゃ細かく出力してくれました!
アンケート項目の作成
次のウェビナーにつなげるため、アンケートで参加者からの声を聴くことにしました。
プロンプトをシンプルにして、リクエストをします。
必要な項目が出力されたので、これを基にMicrosoft Formsでアンケートを作成しました。
告知メール
既存のお客様に向けてもメールで告知したいので、そのメール文もGaiXerに考えてもらいました。
複数回に分けてメールで送信するのでその旨も記載して、リクエストをします。
回答内容を基にして、以下のようなメールの案内文を作成しました。
リマインドメール
ウェビナー開始前のリマインドメールもGaiXerに考えさせました。至れり尽くせりです。
メールの大体の形式を指定してリクエストをします。
内容に問題はなかったので、宛先などを変えてメールを送信しました。
自動送信メール
ウェビナー参加後のお礼メールもGaiXerに考えさせます。
リクエスト文はシンプルにします。
こちらの出力結果を基に自動返信メールを作成しました。
まとめ
初めてのウェビナーが無事に終了し、とても充実感を感じています。
参加者との意見交換も活発で、有意義な時間を過ごすことができました。
今後もさらに内容を充実させ、皆さんにとって有益な情報を提供できるよう努めていきたいと思います。
村越 航太
2023年度卒の文系エンジニアです。
開発面でもそれ以外でも、何度も挑戦して、人間として成長していきたいなと思っています。
この連載の記事
-
TECH
生成AIに感謝を伝えると回答精度が向上する? GaiXerで検証した -
TECH
生成AIアシスタントのAmazon QにS3のデータソースを連携する方法 -
TECH
LLMをローカルPCで動かし“話し相手”を作ってみた結果…… -
TECH
インスタグラムのエフェクトを「Meta Spark Studio」で自作してみた -
TECH
インスタエフェクト自作第二弾!“小顔デカ目効果”を作る -
TECH
RAGの基礎知識を得て“ゼロ円RAGシステム”を構築してみた -
TECH
Microsoft Fabricを触ってデータサイエンスに超入門してみた! -
TECH
LLM活用はチャットだけじゃない、自由記述文を共通フォーマットに落とし込む方法を学んだ -
TECH
Gemini 1.5 Proの特徴とは? Gemini API経由で試す -
TECH
Azure OpenAIの便利な「jsonモード」の使い方&制限事項 -
TECH
生成AIのClaude 3に本格的なコーディングをさせるプロンプトを作った - この連載の一覧へ