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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第27回

「ChatGPT」を活用する①

【活用提案】人気の生成AI「ChatGPT」をiPadで使いこなすための基本をマスターしよう

2024年09月05日 13時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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ChatGPTでいろいろと質問してみよう

 ChatGPTの使い方は非常に簡単で、プロンプト(質問)を入力するだけ。それに対して、ChatGPTが答えを返してくれる。あとは、チャットのように会話を続けていけばいい。基本的なインターフェースはブラウザー版と同じなので、一般的なチャットアプリを使ったことのある人なら迷わずに使えるだろう。

チャット画面の下部にあるテキストボックスにプロンプト(質問)を入力し、「↑」アイコンをタップする。プロンプトがChatGPTに送られ、回答が返ってくる。あとは、チャット形式で会話を続けていけばいい。

 ChatGPTはなかなか優秀で、こちらの意図に沿って返事をしてくれる。だが、たまにこちらが求めていないような回答を返すこともある。そんなときは、回答を再生成させてみよう。すると、プロンプトを再入力しなくても新しい回答を得られる。ただし、それでもピントの外れた回答が返ってくる場合は、プロンプトを見直して再質問したほうがいいだろう。

回答部分を長押しする。メニューが表示されるので、「再生成します」をタップすれば、新しい回答が表示される。

 なお、ChatGPTは会話の内容を記憶していくため、急にまったく違う話題を始めるとおかしな回答を返すことがある。そのため、別の話題で会話したいときは、新しいチャットを作成したほうがいい。新しいチャットを作成するには、画面右上の新規アイコンをタップしよう。これで現在のチャット画面がクリアされ、新しい会話を始められる。

新しい会話を始めるには、画面右上にある新規アイコンをタップする。画面がクリアされ、新しいチャットを開始できる。

過去のチャット履歴から会話を再開できる

 ChatGPTは過去の会話をすべて保存している。そのため、過去の会話を選べば、いつでもその会話を再開できる。利用するときは、サイドバーにある会話名をタップすればいい。

過去の会話を再開する場合は、サイドバーから該当の会話名をタップする。チャット画面に終了した状態のチャットが表示されるので、そのまま続ければいい。

 ただし、会話名は自動で付けられるため、わかりづらい名前になっていることが少なくない。継続的に使う会話があるなら、わかりやすい名前に変更しておくと見つけやすくなるだろう。履歴名を長押しすれば、名前が変更できる。

サイドバーで変更する会話名を長押しし、「名前を変更する」をタップ。新しい名前を入力して「OK」をタップすれば、名前が変更される。

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