インテルCore Ultraプロセッサーを活用
マカフィー×インテルが連携し、AI利用の音声ディープフェイク検知技術のパフォーマンスが最大300%向上
2024年05月21日 13時00分更新
フェイク音声をAIで判断するマカフィーの新技術が強化
マカフィーは米国サンフランシスコで開催されたセキュリティイベント「RSAカンファレンス2024」にて、インテルのCore Ultraプロセッサーを搭載するPCのNPUを利用し、AIを活用したディープフェイク検出技術の強化を発表しました。
これは、Core UltraプロセッサーのNPU(AI処理に特化したプロセッサー)の機能を利用することで、同社が2024年1月に発表した音声ディープフェイク検知技術「McAfee Deepfake Detector(旧称:Project Mockingbird)」のパフォーマンスを最大300%向上させるというもの。
また、ユーザーの個人情報をクラウドに送信することなく、ローカル(PC内)でディープフェイクの分析と検出を完結することでプライバシー保護も実現しています。
「McAfee Deepfake Detector」はまもなく英語の検出が可能になり、他言語も順次展開予定(日本での展開時期は未定)とのこと。