新MacBook Pro/iMac登場! Appleシリコンの性能は「M3」で新段階に! 第18回
【レビュー】これ以上待つ理由がない完成形 M3搭載MacBook Air
2024年04月17日 08時00分更新
新色加入! 魅力的な4種類のカラバリ
上の表には、アップルの仕様では「仕上げ」と表記されるカラーバリエーションも示した。M1モデルはゴールド、シルバー、スペースグレーの3種だったのに対し、M2以降ではゴールドがなくなり、その代わりにスターライトとミッドナイトが加わって、全4種となっている。
同じM3搭載モデルでも、MacBook Proではスペースグレーまたはシルバー、M3 ProおよびM3 Max搭載モデルではスペースブラックまたはシルバーの、いずれも2種からしか選べない。4種のカラバリがあるのは、MacBook Airの大きなメリットの1つと言える。
ちなみに今回試用した13インチMacBook Airの仕上げは、ミッドナイトだった。この色は筆者個人として初めて実際に手に触れるもの。強い光を当てると濃い紺色にも見えるが、普段はほとんど黒に近い色に見える。いずれにせよかなり引き締まった雰囲気で、MacBook Airがより薄く、より小さく感じられる。ホコリなどの付着が目立つのが難点だが、他の仕上げと比べて独特の高級感もある。スターライトと並んでMacBook Airならではの個性的を主張する仕上げだ。
13インチ、15インチのそれぞれのMacBook Airは、M2、M3搭載モデルでサイズも重量も変わらない。特に13インチモデルは、M1搭載モデルよりも薄いのはもちろん、重量も軽い。歴代のMacの中で最も薄いのはもちろん、現行モデルで13インチMacBook Airの1.24kgより軽いのは、M2搭載のMac mini(1.18kg)だけだ。M2 Pro搭載のminiは1.28kgとなり、13インチMacBook Airよりも重い。液晶ディスプレイとバッテリーを内蔵してこの軽さには恐れ入る。
なお、本体だけを比べれば、ほぼ同サイズ、12.9インチの画面サイズのiPad Proのほうが薄く(6.4mm)軽い(682g:Wi-Fiモデル)が、MacBook Airと同等の操作性を得るためにMagic Keyboardを装着すると、合計ではむしろ重く(実測1.36kg)なってしまう。MacBook Airの薄さ、軽さは尋常ではない。
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